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2004年1月23日 (金)

ディベート

10年ほど前にディベートをずいぶん勉強した。実戦もだいぶやった。学会でモデル・ディベートを2度ほどやった。
全国中高校生ディベート選手権のジャッジも体験した(中高校生の議論がしっかりしていてびっくりした)。
ディベートのことを誤解している人がいる。ディベートは相手を徹底的にうち負かしてしまうことを目的にしたゲームではない。
決められた時間・ルールの元で議論を展開する。ジャッジは第三者が行う。「朝まで・・・」のようにダラダラとした討論をやるのもない。
あっさりしているのである。
ディベートをして一番よかったのは、社会を複眼的に見る習慣がついたことである。自分とは異なる考え方もある。その考え方から見るとどう見えるのかと考え るようになることである(私生活ではまったくだめだが)。

最近の教育改革、大学改革にはディベートの発想がまったく欠けている。

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