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2004年1月31日 (土)

言葉と音楽のたたかいだ!

言葉と音楽のたたかいだ!

昨日は青森市へ。28日に紹介した「円周率の夜」を聴き(見)に行く。ピアノ演奏と一人芝居の語りによる「ピアノ・リーディング」という公演である。ピア ノはおなじみの岡田照幸氏、語りは劇団「青年団」の俳優・大庭裕介氏、演出は同じく「青年団」の工藤千夏氏。月を素材にしたショートストリーの語りとド ビュシーの「月の光」ベート-ベンの「月光」などのピアノ曲が、交互に進行していく。しかし、どちらかがどちらかの飾りではない。かと言って、コラボレー ションと言うものでもない。むしろ、「言葉と音楽のたたかい」と呼びたい。
8月に東京で聴いた時と比べると、はるかにパワーアップしていた。工藤氏演出にも手が加えられていた。また岡田氏のピアノもよかった。しかし何と言っても 一番大きな原因は、大庭氏の成長(・・という言い方は失礼か)にある。あの存在感の大きさは何だ。正直に言えば東京の時は岡田氏のピアノに圧倒されている なあという印象だった。しかし、今回は互角、いやある場合は互角以上のたたかいをしていた。言葉は偉大だ。いやあ、いいものを見た(聴いた)

その後、打ち上げにも出させてもらった。劇団関係の方と談笑。日頃接することの少ない人たちと話すのはとても楽しい。この日はホテルに泊まる。
バタンキュウで朝9時くらいまで爆睡。こんなに寝たのは久しぶりだ。

言葉は静かに踊る

10時に駅に着いたら11時まで電車がない。朝食をとっていなかったので、定番の一二三食堂へ。お湯わり1ぱいと豚なべ、これがうまいのである。
飲みながら、読みかけだった柳美里『言葉は静かに踊る』(新潮文庫・552円)を読む。書評である。1990年代に雑誌に執筆した文をまとめたものであ る。ほとんどが20代のころのものだが、けっして解説書にはなっていない。柳氏自身の作品でもある。「言葉は静かに踊る」・・このタイトルだけでも魅力的 である。では昨日の公演はどう形容すればよいのか・・「にぎやかに言葉は踊る」。だめだこりゃ!
柳美里と言えば「命」四部作が新潮文庫になった。『命』(476円)、『魂』(552円)、『生』(552円)、『声』(552円)。新刊の時に買ってい たのだが、誰かに持って行かれたようだ。文庫を買い直した。
この4部作、この中にあの『絶対音感』(小学館・1998年刊。文庫で出ている)の最相葉月さんがとてもいい役で登場する。『絶対音感』は1997年度の 「週刊ポスト」「SAPIO」21世紀国際ノンフィクション大賞を受賞し、ベストセラーになった本である。実は私は、この『絶対音感』の中の登場人物(ほ んの数行)である。私が国立教育研究所に勤務していたころ、この「絶対音感」を書くための資料を集めていた最相さんの取材を受けたのである。もうなつかし い思い出になってしまった。

電車で弘前についたらお昼である。ダイエーの四階の電気店Laoxに寄る。2月15日に閉店するそうだ。それで在庫一掃のための安売りをしていたので、半 額のプリンターを買った。オーディオ、パソコンもかなり安値で売っている。弘前の方はおはやめに。荷物ができたのを言い訳にして掟をやぶってタクシーに 乗った。

家についたら2時。そういえば、もう1月も終わりだ。はやい!
「年をとると、どうして月日のたつのがはやいのか?」という疑問も持つ人には、だいぶ前に出た本だが、昨日紹介した怒る哲学者・中島義道氏の『時間を哲学 する・過去はどこへ行ったのか』(講談社現代新書・700円、1996年刊)がおすすめ。いくら新書と言っても、哲学だから少し腰をすえて読む必要はある が。

まだ、書きたいことはある。読みたい本もある。だが、掃除をしなければ家の中がぐちゃぐちゃである。だいぶ時間がかかりそうである。

しばらくして・・・・・・

まだ、なにも片づいてない。ちょっと本を読む。
小澤征爾+大江健三郎『同じ年に生まれて』(中公文庫・552円) つまらん! 10ページでやめる。同じ年だからどうした! 小澤の話は少しもおもしろ くない。やっぱり指揮してなんぼの人なのだ。大江も同じ。書いてなんぼ(といっても大江の書いたものはあんまり好きじゃない)。 

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