音律論
昨日次のように書いた。「この文書は「報告」ではない。参考資料である」。これは私の勘違いである。報告でもある。メルマガの読者から 指摘された。深謝。
来年度の21世紀教育(昔で言うところの一般教育、どうして書くたびにに説明の必要な名称をつけるのか。くそ!)で、「音楽の世界」という科目を引き受け ることにした。15回の授業を一人で行うので、今から少しずつ準備をしないととてもこなせない。その授業で私がとりあげたい内容の一つに音律論がある。と ころがこれが難物なのである(音律論については、このHPのどこかにある「おやじの音楽事典」の中に簡単に書い てある。ここだけはまじめに書いた)。この音律論が完全にわかるためは、指数関数、対数関数の理解がどうしても必要になってくる。しかし、指数関数、対数 関数をはじめから教えていたのでは数学の時間になってしまう。そう言えば、高校の数学の先生で、指数や対数を教えるためにギターの弦やフレットの長さを計 らせたりしている実践があった。その逆は難しい。とりあえず大学生協の売店で、対数グラフ用紙を 買ってきて、1時間ほど眺めたが、何もうかばなかった(^^; 高校数学の授業の実践例でも集めて見ることにする。どなたか面白いアイデアがあったら教えていただきたい(I先生、O先生、見ていらっしゃったらよろしく お願いします)。
ひねくれ教育事典【け】の部
げいじゅつきょういく(芸術教育) かつて私は国立教育研究所教科教育研究部芸術教育研究室長という肩書きをいただいていた。室長と言ってもスタッフは一 人だけで室員も何もいないので何ということもないのだが、「音楽教育」ではなく「芸術教育」というのがとても好きだった。ところが2001年1月に省庁再 編で国立教育政策研究所になり、研究室という名称がなくなった。職名も国立教育政策研究所教育課程研究センター基礎研究部総括研究官といういかめしいもの になった。その10ヶ月後にこの職場を去った。
昨日は教授会が4時間半、私の走力でもフルマラソンが走れる。「民主主義は時間がかかる」と言う。はたして民主主義だからか。
自慢ではないが、私が司会をするとたいてい時間を余らせて会議が終わる。会議がきらいだからだ。教授会では学部長が司会をすることになっている。それより も会議の嫌いな人、それも気の短い人に司会をさせるようにしたらよい。まわりくどい報告や発言をする人にはどなりつけるくらいの人ならなお良い。おそらく 時間が半分くらいにはなるだろう。
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