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2004年2月20日 (金)

本学では 本校では

「本学では、中学校教育専攻の学生は教科教育法を全部で8単位履修しなければならなくなっている。そのうち私が4単位を担当し・・・」
こういう書き出しの「論文」を見たら、みなさんはどう思われるだろうか。「本学では」でいきなりはじめられるような文章は、次のような場合である。
・弘前大学案内や履修案内のような、弘前大学のことを紹介することを目的にした文章
・弘前大学を代表して書く文章
つまり、弘前大学のことが書かれていると決まっている文章である。そうでない文章で、突然「本学では」で始まる文章を見ると違和感を感じるのが普通であ る。
ところが、小中高等学校の先生が教育雑誌に書かれた論文には「本校では」という始まりの文が多い。そしてそういう書き出しではじまる文章は、お役所的で少 しもおもしろくない。
論文というのは、個人の責任で個人の実践や研究の成果を書くものであって、学校の代表として書くものではない(学校の代表として論文など書けるはずがな い)。読者も書き手の学校のことが知りたくて読むわけではない。だから「本校では」で始まる文を見ると、論文でなくお役所の文章のような印象を受けてしま うのである。
もちろん、個人の実践や研究の成果を知らせるために、自分の勤務する学校のことを紹介しなければならない場合はある。そういう場合は、「私の勤務している ○○小学校では」というふうに書けばよいのである。「本校では」を追放しよう!


昨日、このコーナーの記事を見てくれた先生からさっそくアドバイスがあった。深謝!
具体的なものに置き換えるとわかりやい。その先生のアドバイスとは違うがそれをヒントに、次のような問題を考えてみた。
「むかしあるところに悪徳高利貸しがいた。その高利貸しは貸した金が1年で倍になるようにしたいと思った。しかし、年率「10割」とすると悪どさが見え見 えなので気がひける。そこで、月利を決めて複利計算で1年間で2倍になるようにした。この場合の月利を求めなさい」
実は、この問題は平均律の計算になっているのである。

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