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2004年4月 7日 (水)

ヘボン式と訓令式

昨日、「ひねくれ教育事典」でローマ字のことを書いた。ゲストブックに田中健次氏から反論があった。ローマ字は少し面白い話題になるかもしれ ない。
(ゲストブックのほうに意見を書いていただきたい)
で、「パスポートはヘボン式」はだれが決めたのか。ちゃんと法令にあるのだ。パスポートに関する法律は「旅券法」という法律だ。その第六条に次のような条 文がある。
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(旅券の記載事項)
第六条  旅券には、次に掲げる事項を記載するものとする。
一  旅券の種類、番号、発行年月日及び有効期間満了の日
二  旅券の名義人の氏名及び生年月日
三  渡航先
四  前三号に掲げるもののほか、外務省令で定める事項
2  前項第三号の渡航先を地域名をもつて包括記載する場合の地域の範囲は、外務大臣が官報で告示するところによる。
--------------
当たり前のことのようだが、パスポートには「氏名」が書いていなければならないのである。これも法律で決まっているのである。
そしてその運用のための規則である旅券法施行規則(外務省令)第5条には次のような規定がある。
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法(旅券法のこと)第六条第一項第二号の氏名は、戸籍に記載されている氏名について国字の音訓及び慣用により表音されるところによる。ただし、公の機関が 発行した書類により表音が確認できる場合であって、かつ、外務大臣又は領事官が特に必要と認める場合はこの限りではない。
2  前項の氏名はヘボン式ローマ字によって旅券面に表記する。ただし、外務大臣又は領事官が、その氏名が出生証明書等によりヘボン式によらないローマ字表記 が適当であり、かつ、渡航の便宜のため特に必要があると認める者については、この限りではない。
--------------
まずは、戸籍通りの発音じゃないといけないということである。「たかし」と読めるように書かなければならず、音読みして「こう」ではいけないわけである。 そしてなおかつヘボン式じゃないといけないのである。これで "Takasi" でなく "Takashi" 、"Yosida" でなく "Yoshida" でなければならないのである。田中氏が、それでも訓令式を使う人のことを述べているが、おそらく「渡航の便宜のため特に必要があると 認める者」にあたるのだろう。どういう手続きをしているのか、ぜひ聞いて見たいものだ。
今日は何が言いたかったかというと、「法治主義」についてである。日常的には意識しないが、私たちの生活は法によって規定されているのだ。
法によらなければ、総理大臣でもできないことがあるのだ。これは教育の世界でも同じである(はずである)。


ひねくれ教育事典 【わ】の部
ワンぎり(ワン切り) 若者の間ではやっている携帯電話の利用法で若者文化の一つ。一日一回(あるいは数回)、相手の携帯電話に電話をかけ1回コールした ら切るのである。まあ「元気?」「生きてる?」くらいの意味である。そうすると、今度はかけられた相手は同じことをするのである。「元気だよ」「生きてる よ」くらいの意味である。通話料のまったくいらないコミュニケーションである。どちらからかけるかというと、これがなかなか微妙である。いつも相手にばか り先にかけさせるのも悪いし、自分がいつも先にかけるのもしゃくである。結構、気を使うのである。また、これが恋人同士とかになると大変なのである。この ワン切りが「愛してるよ」という意味だったりする。その返事は「私もよ」ということになる。それは「まだ僕のこと愛してる?」と言う意味になり、返事がな いともう愛してないんだね、とか言うことになったりする。ちょっとこわいのである。若者文化なのにおやじの吉田がワン切りにはまっているという噂もある。 ワン切りの相手が5~6人いるそうだ。完全に「携帯を持ったサル」(2月17日のメッセージ・またはメルマガ参照)である。


昨日、入学式が行われた。キャンパスは新入生であふれかえっている。初々しい。そしてまたこれまで勉学に励んで来たのだろう。キリっとしまった顔をしてい る。これが、大学生活2~3ヶ月もするとバカ顔になってくる。やはり大学教育が甘いからだろう。すこし重要な役目(偉くはないが)を引き受けることにし た。まずは自分の足元から固めなければならない。

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