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2005年9月26日 (月)

小学校で授業

このところ附属小学校でよく授業をする。今日も3年生の授業をした。教育実習中でもあるので見学の学生のために指導案(略案)を書い た。その指導案に書いた能書きである。

小・中学生に授業をする際に心がけていること
1)音楽の授業では特別な場合をのぞき、児童生徒が音楽活動(聴いている、演奏している、動いている)をしている時間が多くなるようにする。特別な場合と は、音楽の理論や規則について学習している場合や歌詞について考えている場合のことである。その場合はできだけ児童生徒が脳味噌を動かすような活動を考え る。実習生の授業を何時間か見たが、教師(実習生)がしゃべっている時間が長すぎる。説明をする場合でもちょっと歌ってやればすむものを言葉で説明するた めに膨大な時間の無駄遣いをしている。一瞬でも隙間をつくらない! 難しいがそのようにいつもこころがける。
2)「一人ひとりを大切に」というのは言葉でいうのは簡単だが、実際には難しい。それは「一人ひとり」と言うわりに、その一人ひとりを見る授業のしくみ (システム)ができていないからだ。そのようなシステムを授業を構想する段階から考えるのである。
3)授業で使える技術のレパートリーをたくさん持つ。例えば、「発声練習」「基礎的リズム練習」「新しい教材曲の導入法」「曲覚え」・・・身につけておく とよい指導の技術がある。このような技術をできるだけ身につける。人がやっていいてよいと思ったことは盗む。人まねをすることは決して恥ではない。

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