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2006年6月 1日 (木)

ニワトリ顔

・・・と言うわけで、昨晩は夜更かしをしてしまった。で、朝もなかなか起きることができず、ランニングができなかった。


最近の学生を見ていると、なんとなくにわとりに見える。顔が小さくなった(小さくみせている)からかな。そして顔は小さいほどいいそうだ。
私などは、子どもの頃から「でかいツラをするな」とよく言われた。そう言われても、生まれつきなのだからどうしようもない。
ただ、にわとりに見えるのは、顔が小さいからだけではないらしい。顎(あご)が退化しているからなのだそうだ。
・丸橋賢『退化する若者たち』(PHP新書・720円)
近年の日本人は、固いものをたべなくなった。当然顎を使わなくなる。そのために下顎が扁位する。顎が細くとがっていたり、顎そのものがほとんどなくなってくることもある。そういう顔の学生が多い。
著者の丸橋氏は、このような現象を日本人の身体の退化とする。そしてのこの退化が不登校やニートの増加、学力低下の原因にもなっていると主張する。
言われて見れば、今風の顔をした学生より、少し古風な顔をした学生のほうが賢そうに見えるのは気のせいか。
ただ、この本、最後の方はやや精神主義的で、どうかなあと思う。

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