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2007年1月10日 (水)

カルタ

1月7日にかるたの第53期名人位決定戦、第51期クイーン位決定戦が行われた。
NHK・BSで中継されたので見た人もいるかもしれない。
名人戦(男子)では、西郷直樹名人が8回目の防衛(9連覇)。
クイーン戦(女子)では、楠木早紀クイーンが2回目の防衛(3連覇)。

名人戦は5戦制で、先に3勝したほうが名人になるそうだが、西郷名人は9大会連続3-0のストレート勝ち、つまり27連勝だそうだからすごい。それも各試合で10枚近い差がついているから、圧勝というところだろう。

クイーン戦は3戦制だが、高校2年生の楠木クイーンも3年連続ストレート勝ち。だんだん強くなっているような気がする。

私たちの研究仲間にかるたの元チャンピオンがいる。そう、あの人だ。その人によるとこのくらいのクラスになると、一字決まりの歌(たてえば「むらさめの・・・」)なら読み手が最初の音(む)を読むか読まないかのうちに、もう手は札(「きりたちのぼる・・」)をはねているそうだ。二字決まりや三字きまりの歌でも、他の札が先にで出ていれば一字きまりと同じになる。そういうレベルの人が対戦すれば、ほとんど格闘技である。たまには体がぶつかって骨折することもあると言う。

私はもう歳だから、いまからはじめても強くはなれないだろうが、若い人にはぜひ興味をもってもらいたい。

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