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2007年5月11日 (金)

「禁煙」をめぐって

中日新聞の編集担当の常務が4月29日付コラムで禁煙タクシーについて否定的な意見を掲載したところ、たくさんの抗議が同社に来ているそうだ。昨日付の読売新聞によるとによると、抗議のメールや手紙が約40通届き、「喫煙を正当化するな」などの電話があったと言う。

私は、この元になっている記事を新聞記事検索システム(有料)を使って入手した。全部掲載できないのが残念だが、なかなか刺激的で面白い記事である。著者が一番言いたかったのは、次の部分だったのではないか。
私たち日本人は、かつて朝鮮半島の人々を「ニンニクくさい」といい、欧米人を「バタくさい」といって世界から友人を失ってしまった。自分たちが「魚くさい」「醤油(しょうゆ)くさい」と思われていることも知らずに、である。世の中、においはお互いさまなのだ。

たばこくさいと非難する女性は、厚化粧のくさみをご自覚だろうか。たばこの煙が健康を害することはあっても、たばこのにおいで肺がんになることはない。子供のいじめの「くさい」と同じではないか。

タクシーは公共交通機関といっても、あくまで個別選択的な乗り物である。車内でのたばこは運転手さんや同乗者の同意を得れば不特定多数の人々に迷惑をかけることはありえない。まさに私的空間なのだ。

そこへ禁煙の論理を持ち込むなら、なぜ、禁煙車を7割、喫煙車を3割など喫煙率に応じた選択肢を与えないのだろう。全車禁煙という一律主義に、スー族は本能的な危険を感じる。
良し悪しは別として、だんだん形見肩身がせまくなっていく喫煙者の本音がよくあらわれている。べつにこの程度のことに目くじらたてることはない。反対ならば、反対の意見を寄せたらよいのだ。

それを「喫煙を正当化するな」などとして、このような意見を書くこと自体を許さない風潮があることに、私は本能的な危険を感じる。こういうことをされると、私が喫煙者なら次のように反論するだろう。

正当化も何も日本国は喫煙を合法的な行為として認めているのである。喫煙は犯罪でも何でもないのである。20歳以上の成人は、とくに禁止された場所以外では誰にも遠慮することなく喫煙する権利を持っているのである。にもかかわらず、喫煙者が非喫煙者に遠慮するのは、弱者へのいたわり、優しさのあらわれである。本来なら、非喫煙者は喫煙者に対して「禁煙に協力してくれてありがとう」「気をつかってもらって申し訳ない」くらいの感謝の気持ちを持つべきなのである。

と言うのは言い過ぎとしても、今の時代の流れから言えば喫煙者の主張などしょせん「負け犬の遠吠え」にすぎない。このくらいの記事で禁煙タクシーが元にも戻るわけでもないのだ。嫌煙権論者はすでに圧倒的に勝利しているわけだから、敗者をいたわる気持ちをもつべきである。

それに本気で「喫煙を正当化するな」と言うのならば、喫煙者に言うのではなく、喫煙を正当化している国のしくみをかえるしかない。喫煙を非合法化する運動をすべきなのである。国家や地方自治体の財政の一部をたばこ税に依存している現在の行政の在り方を変える運動をするのである。そして最終的には禁煙法の制定をすすめるべきなのである。

実は、私の本音は「禁煙法の制定」である。

・日本国内におけるたばこの製造・販売・喫煙を禁止する。
・日本政府は、たばこの製造・販売にかかわる事業者に対して転業のための支援を行う。

こうなれば、喫煙は立派な「犯罪」ということで、喫煙者もあきらめがつく。

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