ブルース・ハープ
写真はブルース・ハープ12本セットである。
ブルース・ハープというのはハーモニカの一種で1210穴からなる。1つの穴で吹いたときと吸った時に異なる音が出る(ひらがなは吹いた時の音、カタカナは吸った時の音)
1 ど・レ
2 み・ソ
3 そ・シ
4 ど・レ
5 み・ファ
6 そ・ラ
7 シ・ど
8 レ・み
9 ファ・そ
10 ラ・ど
もちろん、原則として「ドレミファソラシド」以外の中間の音は出ない(特殊な奏法をすれば一部の音は出る)。したがって、全部の調を演奏するには12本必要になる。
移動ドに慣れていれば、どの調のものでもまったく同じように演奏できる。
ただし、「ドはド以外にない」という「固定ド信奉者」「絶対音感至上主義」の方には少しやっかいな楽器かも知れない。
この12本セットがインターネットの通信販売で4000円で売っていたので、見つけてすぐ買った。ただ、G♭(F#)やD♭(C#)もついているのだが、こんなものを使う機会があるだろうか(^^; 「ねこふんじゃった」に合わせて吹いてみるか?
私たちが少年時代にはハ長調の複音ハーモニカしか持っていなかったが、それでほとんど曲を吹いていた。何でもハ長調に移調していただけである(「移調」という言葉は知らなかった)。これはこれ楽しかった。この複音ハーモニカにもいろいろな調のものがある。せめて3#、3♭くらいまでそろえておけばいろいろなことができそうである。
※ブルース・ハープなら短調の第7音の#も少し練習すれば簡単にできる。
ラの音をベンド(説明がややこしので自分で調べていただきたい)すれば、この音が出る。
※吹音が短調の主和音になっている「短調用」のハーモニカも出ているそうなのだが、私は買う気にならない。
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