理科離れ
今回の教育課程の改訂で、一番喜んでいるのは理科関係者のようだ。
時間数が大幅に増加したからだ。
これまで、ずっと進んできた「理科ばなれ」にブレーキをかけられると思っているらしい。
しかし、本当にそう考えているとしたら、かなりおめでたい。
授業時間数と教科の好き嫌いは直接的な因果関係はない。授業時間数が増えたからと言って理科嫌いが減るわけではないだろう。
むしろ、理科離れが進んでいる(理科嫌いは増えている)のに理科の時間が増えたら、今度は理科離れどころか学校離れ(学校嫌い)が加速するのではないだろうか。理科離れが学校離れにつながったら、どうするのだろう。
そしてこれは相当、現実性のある話だと私は思っているのだ。
理科教育の関係者の皆さん。もう、「時間数が足りない」という言い訳はできませんからね。
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