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妄想-その2

定額給付金が出た場合。過去の私なら必ずやっていたと思うのだが(もう卒業した)。

12000円というお金はどうも中途半端だ。前からほしいと思っていたものには、少し手が届かない。エイッ! どうせもともとなかった金だ。なくなってもともとだ。

というわけで、行き先は決まっている。そう、チンジャラである。チンジャラに行けば、12000円はだいたい50分でなくなる。2~3回大当たりしても、3時間足らずである。たまに、運良く4~5万になることもある。そこでほしいと思っていたものを買えばよいのだが、また欲が出る(というよりもう中毒になっている)。だからその4~5万も1週間はもたない。おまけに元金の給付金もなくなってそれ以上に使ってしまう。

前にも書いたが、青森県ではテレビの地元CMはほとんどチンジャラである。それだけ県民から集金しているということだ。統計的な証明はできないが、私の感覚では給付金の10%はチンジャラ業界に行ってしまうのではないだろうか。

そもそもチンジャラは明らかに賭博である。いろいろな景品は置いてあるが、ほとんどの人は換金できる景品と取り替える。この換金のシステムを押さえれば誰もチンジャラに行かなくなるだろう。それができないのは業界と政治の馴れ合いのせいである。業界からはもちろん政治献金が出ている。ちゃんと自民党遊技業振興議員連盟というのがある。

ところで、チンジャラのことを別名「ぱ×××」と言う。この「ぱ」は「はまる」と読む。続けて読むと大変である。

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