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退職のごあいさつ

少しさかのぼるが、3月18日に弘前大学の教授会で行った退職のあいさつの原稿のファイルが出てきた。「○○○○の丈とスピーチは短いほどよい」という。かなり短くしたつもりだが、それでもまだ長いのかも知れない。

2001年11月1日付で赴任し、7年5ヶ月の間お世話になりました。
私は研究・教育においてはほとんど貢献できたと言えませんが、皆様とは公私にわたりたのしくお付き合いをさせていただきました。大変ありがとうございました。

実は私は1日に1つしか仕事ができないほど愚図で怠け者です。また教育学部で2番目に研究室がきたいないと言われるほどずぼらです。そのために音楽教育講座をはじめ多くの先生方にたいへんご迷惑をおかけしました。事務の方々には、書類の提出を忘れたり、遅れたり、間違ったり、なくしたりと、それ以上にご迷惑をおかけしました。深くお詫びするとともに、なんとか無事に勤めることができたのは、先生方、事務関係の方々の寛容さのおかげと感謝しております。

さて、私はこれから、私立大学で引き続き教員養成の仕事をします。最近、これまで国立大学教育学部の独占状態であった小学校教員養成に、私立大学が参入してまいりましたが、私が赴任する大学もこの例にもれません。国立大学教育学部とは激しい戦いになることが予想されます。スポーツの世界で師匠を負かすことを「恩返し」をすると言いますが、弘前大学で身に付けたノウハウを生かして、しっかり恩返しができるように仕事にはげみたいと思います。

最後になりますが、弘前大学教育学部と先生方のますますのご発展を祈って私のごあいさつといたします。ありがとうございました。

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