平衡感覚
今朝の朝日新聞によると、民主党が320議席獲得の予想だとか。
日本の選挙には有権者の平衡感覚が働く。320という数字を見ると、「いくらなんでもこれは勝たせ過ぎ過ぎだ」と思う人が必ずいる。つまり揺り戻しである。
2005年の郵政選挙は自民党の有利が伝えられていたが、いくらなんでもあそこまで勝つとは予想されなかった。だからあまり揺り戻しは起こらなかった。むしろ選挙後に「勝たせ過ぎ」という声が起こった。今回は予想の段階で「勝たせ過ぎ」になっている。揺り戻しが効き過ぎると、予想外の結果が起こる。たぶん自民党はそこに期待しているのだろう。
他人事のようで申し訳ないのだが、選挙はおもしろい。
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