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パチンコ屋にATM

「世の中にギャンブルさえなければ自分の人生はもっと幸せだった」と思っている人はたくさんいるはずだ。ところが、そう思いながらもやめられないのがギャンブルである。いろいろな言い訳をつくってギャンブルに走る。

私は、今不幸せとは思っていないが、若い頃ギャンブルに手を出さなければもっと幸せだったと思う。お金もさることながら、一番の後悔は時間を無駄に過ごしたことである。

時間とお金を失うだけならまだよい。家を失い、友達を失い、家族を失い、最後は命まで失う人もいる。

ところが、もっと驚くことがA紙に載っていた。最近は行ったことがなかったので知らなかったのだが、パチンコ屋にATMが設置してあるそうである。そして、パチンコ屋はATM設置を所轄の警察署にも届け出て許可を得ているそうである。

最近はやったことがないが、かつての私の経験では、パチンコで運がなければ(たいていは運がない)10000円が40分程度で消える。ATMがそばにあれば、数時間のうちに何万というお金が飲まれる(パチンカー用語)ことになる。いくら自業自得とはいえ、これは悪質ではないか。

公営ギャンブルやパチンコは、一種のガス抜きのようなものかもしれない。これがなくなれば、違法な賭博場がはびこり暴力団の資金源になったりする可能性もある。しかし、現在のパチンコ屋はいくらなんでもあくどすぎるのではないか。規制が必要だと思う。

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