四国八十八箇所めぐり
クリスマス・シーズンだが、宗教違いの話題。
関西学院の聖和キャンパスへ来るには、阪急の西宮北口から今津線宝塚方面へ一駅の「門戸厄神」駅で降りて、約10分ほど歩く。この道の最後はかなりきつい坂を登る。
「門戸厄神」というのは、真言宗のお寺「東光寺」の別称である。仏教のことはよくわからないが、かなり格の高いお寺らしい。この東光寺が聖和キャンパスへ登る途中にある。聖和キャンパスのすぐ下に東光寺があると言ってもよい。この東光寺のそばに私の好きな場所がある。
「四国八十八箇所めぐり・東光寺」という看板がある。
中に入ると、弘法大師の像が建っている。そして写真右側に見えるような石像がズラーッとの並んでいる。この石像の数が八十八。つまりこの一つ一つに四国八十八のお寺の名前が付けられている。
第一番札所の霊山寺(徳島県)である。
この石仏は釈迦如来像である。
三十一番札所竹林寺(高知県)である。石像は釈迦如来。
高知市の五台山にある大きなお寺である。
「土佐の高知のはりまや橋で坊さんかんざし買うを見た」で有名な純信和尚さんのお寺である。
第三十六番札所の青龍寺(高知県)である。
土佐市にあり、この近くにある高校出身の力士が、この寺の名前をとってしこ名にした。
石仏は波切不動明王。ちょっと似ている。
かなり恐い顔だ。
第五十番札所の繁多寺(愛媛県)。石像は薬師如来。
繁多寺は、通称「畑寺(はたでら)」とも言われ、私の最初の職場である松山東雲短期大学の近くにあった。
第五十一番札所の石手寺(愛媛県)。
石手寺は、松山市の道後温泉近くにある大きなお寺である。
よく遊び(?)に行った。
石仏は釈迦如来。
途中を全部はしょって第八十八番の大窪寺(香川県)に到着。
ここは薬師如来である。
急いでまわれば1分でまわれる。
一つひとつの石仏と向かい合い、赤い布に書いてある歌を読みながら2~3時間かけて回ってもよい。気持ちの落ち着く場所でもある。
私は、松山や高知が恋しくなったら行く。
無節操ですね。
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