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読書

酒にはつまみが必要だ。つまみを食うとメタボがひどくなる。
で、つまみのかわりに文庫や新書を買い込む(年のない本は新刊・価格は税別)。

橋元淳一郎『時間はどこで生まれるのか』(集英社新書・2006年・660円+税)
同『時間はなぜ取り戻せないのか』(PHPサイエンス・ワールド新書・800円+税)

年末になると、時間論が気になるのはなぜか。この2冊は物理学者の時間論だが十分に哲学的だ。相対性理論や素粒子論から見ると、絶対空間も絶対時間も存在しない。過去と未来は生命の意思によって生じる。わかったようで、まだ少しわからない。

長谷川櫂『決定版一億人の俳句入門』(講談社現代新書・720円)
別に俳句がつくりたいわけではない。ちょっと覗いてみて「第一章 俳句の音楽」に惹かれたのだ。斜めに読んだが、なかなか面白い。俳句・・・ちょっぴり気になることがある。

小出義雄『マラソンは毎日走っても完走できない』(角川SSC新書)
自慢じゃないが、私はフルマラソンは7回完走。来年は8度目の完走をめざす。ちゃんと読んでおこう。

内田樹『構造的日本論 こんな日本でよかったね』(文春文庫・629円)
12月14日に紹介した、おとなりの大学の先生の本。もとはブログ記事らしい。私のブログは雑誌の連載にはなったが、本にはならない。

宮台真司・福山哲郎『民主主義が一度もなかった国・日本』(幻冬舎新書・800円)
社会学者と民主党の国会議員の対談。帯の「09年8月30日、日本に革命が起こったことを国民は気づいていない」に惹かれて買った。しかし、「なんか違うんだよね」という感じ。

池上彰『知らないと恥をかく世界の大問題』(角川SSC新書・760円)
フリーになってから、よく露出するあの元NHKアナウンサーの本。私と同じ歳らしい。まあ、本当に恥かきそうだから買った。

松本清張『火と汐』(文春新書・1976年・505円)
先日書いた先日のテレビドラマで事件解決の決め手になった携帯電話が気になった。原作は1967年。もちろん携帯などあるはずもなく。答えは・・ぜひ読んでみてください。
ただ原作とドラマはだいぶちがう。ドラマでは、清水美砂が重要な人物の役をやっていたのだが、原作にはそんな人物そのものが登場しなかった。

算数オリンピック委員会編『算数オリンピックに挑戦』(講談社ブルーバックス・2008・1040円)
「こういう本にわざわざ金と時間と脳みそを使う人の気が知れない」と言われた(泣)。

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