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ボランティア

昨日は、西宮で開かれた「みんなでつくるコンサート」というイベントでボランティアをした。障害児学校や障害者施設、障害者団体やボランティア団体が集まってつくる音楽会である。

もちろん音楽関係者としてボランティアをしたのではない。こちらでは顔も名前も知られていない。一市民として、舞台監督の指示に従って、ステージにイスを出したりまた引っ込めたりという作業を4時間ほど手伝った。全体がしっかりマニュアル化されていてとても楽だった。そしていい音楽会だった。

なぜ、ボランティアなどする気になったのか。それには私なりの理由がある。言葉では言い表しにくい。無理に言うと誤解される可能性がある。実は大きな社会的テーマであるような気もする。もう少し考えがまとまったら書く。

実は「私なりの理由がある」というは真っ赤な嘘である。最初から理由があったのではなく、あとからその理由を考えたのだ。私の行動はたいていそのようなものである。はっきりとその目的を自覚して行動を起こしたことなどはほとんどない。みなさんも、似たようなものだと思うのだが、違うのだろうか。

また「考えがまとまったら書く」という言い方はこれまでもしてきたが、ちゃんと書いたためしがない。永遠にまとまらないかも知れない。書いたら袋だたきに会うかも知れない。

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社会」カテゴリの記事

コメント

今年も、子供は見捨てられたままでしょうか!
 不登校、退学者20万人、精神疾患休職教員5400人。こんな学校に通えば、ひきこもり、ニート、失業者となり、4万人の自殺者が出るのは当然です。
日本国民は、なぜこんなデタラメ教育を許しておくのですか。子供の不幸を見て見ぬふりする堕落した日本人こそ、自民党・官僚政治の愚民化政策が作り出した愚民です。
教育現場から、愚民化教育のおぞましい実態を詳細に暴露したのが「『おバカ教育』の構造」(阿吽正望 日新報道)です。時代錯誤の文科省官僚は、この知識時代に愚民化教育を行い、若者を貧窮させ、犯罪に走らせ、国家衰退を作り続けています。
受験競争で時代遅れの知識を詰め込ませ、世界最低となった大学に進学させ、外国語もIT能力も金融や法知識もない若者を育てれば、国が滅びます。これは、薬害エイズや薬害肝炎を起こした厚労省を越える官僚の大罪です。
今年こそ親たちは、子供を救うために立ち上がるのでしょうか。それとも、薬害肝炎やエイズ、原爆症患者、沖縄と同じに、子供を見捨てるのでしょうか。

投稿: 大和 | 2010年1月18日 (月) 12時40分

上のコメントは私が書いた記事と何ら関係がありません。
また、意味不明でまったく何をおっしゃりたいのか分かりません。このコメントには答えられませんし、コメントのしようもありません。
この方は、あちこちのブログに同じ文を投稿されています。

あえてこのコメントは削除しませんが、以後はこの種のコメントは即削除します。

投稿: 吉田孝 | 2010年1月18日 (月) 13時36分

ボランティア活動って難しいですよね。
私はそれが「義務」みたいになってしまって続きませんでした。
ボランティアって人のためにやるのではなくて、
もしかしたら自分のためにやってるのかも。

投稿: こどもと音楽 | 2010年1月19日 (火) 00時04分

> ボランティアって人のためにやるのではなくて、
> もしかしたら自分のためにやってるのかも。

みなさんがすべてそうかどうかはわかりません(人の心の奥まではわかりません)。
しかし、多くの人がそう言いますし、私自身もそのような傾向があると思います(自分の心の奥もわかりません)。
ただ、「人のためにやる」のではなくても、「人のためになっている」なら意義はあると思います。

言葉では言い表しにくいのですが、ボランティア活動には、ある種の「押しつけがましさ」がつきまとい、それが心の負担になったり逆に心苦しさになったりすることがあります。今回はそういうことまったく感じませんでしたが・・・。

投稿: 吉田孝 | 2010年1月19日 (火) 05時50分

この記事へのコメントは終了しました。

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