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マグネシウム文明論

障害者自立支援法めぐる訴訟で原告と国が法律を廃止することで合意。これは、政権交代の産物である。

3日から始まったNHKの大河ドラマ「龍馬伝」。昨日やっと1回目のビデオを観た。一言でいうと、

まっこと、良かったぜよ!

不覚にも涙が出てしまった。1年間の楽しみができた。

さて、昨日した紹介した本。
矢部孝・山路達也『マグネシウム文明論 -石油に代わる新エネルギー資源-』(PHP新書・720円+税)

矢部氏の話しをきいてライターの山路氏が書くという形式である。とてもわかりやすかったので、アッという間に読んでしまった(アッという間というのは読んだあとからの感想であって、本当にアッという間に読まれてしまっては、著者も張り合いがない)。

簡単に言えば、海水からマグネシウムを取り出し、太陽光からつくったレーザーで精錬して燃料として利用し、さらにそれによって生じた酸化マグネシウムを精錬するという「マグネシウム循環社会」を展望するというものであった。

これが実現すれば、いずれはやってくる石油の枯渇にも対応できるし、CO2の25%削減も夢のような話しではなくなると言う。そして読んでいると、それが実現しそうだと思えてくる。矢部氏は実現にむけて大学発のベンチャー企業を起こしている。今後をしっかり見守って行こうと思う。

また、「あとがき」もよかった。次のようなくだりがある。

新しいアイデアというものは、最初観た目はあまりよくありません。ですので、最初の研究は、けなそうと思うとネタはつきません。ところが、物まねの研究ですと、十分に多数の人の改良が加えられているので、きちんと整っています。

私たち学者が研究を発表する時、日本をリードしていると自負している大御所は、若い学者に意地悪な質問を浴びせ、それに答えられないことをほかの人に見せつけることで、自分が偉いということをアピールします。本人はその場ですむことですが、若い学者にとってのショックは大きく、その人の芽を摘んでしまいます。

どの世界も同じだ。同業者のみなさん。お互いに気をつけましょうね。

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