韓国のキリスト教
昨日、ソウルから戻った。
仁川国際空港は非常に大きな空港である。そして空港内もとてもにぎやかである。さすがに国際的なハブ空港である。日本の地方都市からの発着便も多いので、外国旅行にはこの空港を利用するのが便利である。
それに比較すると関西国際空港は閑散としている。こういう旅行をしてみると、日本の航空行政のでたらめさがよくわかる。結局、見通しのない空港建設を続けた来たということにつきる。ただ、関空へのアクセスは思ったほど悪くはない。成田よりもはるかにましである。使い方によってはもっと便利になる。ただ、伊丹と神戸をどうするかが問題である。
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韓日音楽教育セミナーは1月9日(土)と10日(日)に開催されたが、10(日)午前中には韓国側の出席者が少なかった。これには明確な理由がある。
韓国にはキリスト教の信者が多く、人口の約25%を占めるそうだ。その人たちにとって日曜日に教会に行くことは当然のことである。さらに、音楽関係者は教会では奏楽や聖歌隊の指導なのどどの奉仕もしている。どうしてもはずすことができない。
今回、セミナーの日程に10日(日)が含まれたのは、日本側へ配慮してくれたからだ(日本は三連休で翌日も休日なので非常に参加しやすく、ありがたかった)。しかし、毎週行われる教会の礼拝と一年に数度の学会行事を比較(比較という意識はないかも知れない)して、教会を優先させるということが、日本の習慣で生きている私にはどうしても信じられない。文化の違いと言ってしまえばそれっきりであるが。
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イスラエル北部のガリラヤ湖畔のシナゴーグの跡で、韓国のキリスト教信者の団体を乗せたバスに遭遇しましたよ。しかも2台!
投稿: ebakos | 2010年1月12日 (火) 16時28分
ebakos さん、明けましておめでとうございます(ですよね)。
私の知っている限りですが、日本人に比べると韓国の方は信仰だけでなく何つけても「熱い」ようです。音楽も音楽家もとても熱い。韓国の方とお話するたびに感じます。その点、日本人はいい加減ですね(とくに私)。
投稿: 吉田孝 | 2010年1月13日 (水) 03時35分