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腰パン

今日は2月14日。若い頃2月14日が日曜日だとホッとした気持ちになっていたのは、私だけだろうか。
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スノボの国母選手の腰パンがたたかれている。記者会見を見たが、あれは全然反省していない。おそらく、なぜたたかれているかも分かっていないのではないか。たたいているほうもあれがなぜ悪いかという理由をはっきりとは説明できないはずだ。腰パンがいかんなどという規定はないのだ。腰パンの問題は結構難問なのだ。

もちろん私はおじさんだから、腰パン見るとぶん殴ってやりたくなるほど嫌いだ。腰パンは90年代に高校生がはじめた格好だ。同じころ女子高校生の間でルーズソックがはやった。ただ、高校生独特のこのスタイルは以前は高校を卒業するまでだった。大学にルーズソックスをはいてくる女子学生はいなかった。ところが、腰パンのほうは大学生にまで延長した。大学院生にまで腰パンがいた。ホラ、君だよ!(大学教員の腰パンは今のところ見たことがない)。当然、我が関西学院大学教育学部の学生諸君の中にもたくさんいる。いかにも頭悪そうだ(実際に頭が悪いかどうかは問題ではない。しかし、一定の年齢以上の人たちからは、頭悪そうと思われるのは確かなのだ。そのことは教えることができる)。

国母選手は何も悪いことはしていない。しかし、大きなリスクを背負うことになった。オリンピックの成績が振るわなければ、もっと大きなバッシングが来る(4年前に成田童夢選手は行動が少し変わっていただけだったのだが、やはり負けると大きなバッシングを受けた)。おそらくメダルをとっても、あまりほめられることはない(私は取ればそれはそれで立派だと思うが)。東海大学の学生ということだが、いい就職先にもめぐまれないだろう。本人がそういう社会と徹底的に闘うつもりならそれでよい。しかし記者会見を見ている限りそういう自覚もなさそうだ。

若者が社会の古い習慣と闘おうとするのはよいことだ。もちろん、それに対しておじさんも徹底抗戦するつもりである。しかし、身だしなみごときでにエネルギーを使ってリスクを背負うのはばかげている*。人生、本気で闘わなければならないときが必ず来る。そのことはきちんと教育しておこうと思う。

*実は私は若いころは浮浪者に近いほどずぼらな格好をしていた。その延長で就職してもそれが直らず、年配の先生に顔をしかめられていた(後からわかった)。ただ、私たちの時代のずぼらと今の若者のずぼらは違う。私の時代のずぼらの原因は、金がなかった、あるいは服装になどまったく関心がなかったからだ**。今の若者は、わざわざ金をかけて意図的にずぼらをしている。

**服装や持ち物に金をかけたりや注意を向けたりするのは面倒だ。だからそれを競うゲームには今後一切参加しない。このことについてはいずれまた書く。

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