対数グラフ(その2)
昨日の続き
対数グラフ※をさらに見ていると、またおもしろいことに気がついた(私がおもしろいと思うことは他人はおもしろくないことが多いので、これ以上読んでいただく必要はない。しかし、読まなかった人は、おもしろくないと断言することもできない)。
「等倍だと等間隔」というのは、人生にもあてはまる。「年齢が等倍だと等感覚」と言い換えることができる。つまり「10歳→20歳」は「20歳→40歳」「40歳→80歳」と同じ長さに感じる。年を取るほど時間がはやく感じるという誰もが感じていることの説明がつくのである※※。
グラフに書くと下のとおりである。
縦軸は実年齢、横軸は感覚時間(縦と横を逆にしたほうがよいかもしれない)である。
私は、あつかましく見積もって80歳くらいで人生を終える予定である。この実年齢をそれ以上延長させようとするのは見苦しい。それよりも、これから20年間をいかに長く感じるようにするかを考えたい。つまり黒い線が赤い線になるように修正することだ(無理かもしれない)。
赤い線に修正する手段※※※はいろいろある。若い頃のようにたくさんの冒険をしてみる、いいろいろな体験や読書をして自分の中に詰め込むというのもあるが、体力と脳力は実年齢通りなのでそうはいかない。一番効果的な方法は、自分の毎日を記録していくことである(このことは何度か書いた)。ブログはその手段の一つである。結局、ブログは自分のために書くのである。
※昨日紹介した、竹田氏の記事を再度読んでおどろいたのは、対数式がまったくでてこないことである。対数式を使わずに対数グラフの性質を見事に説明している。
※※私は若い人にお説教をしたことがほとんどない。それほど教えられることがないからだ。もし教えられることがあるとすれば一つだけである。「人生はアッという間だ!」
※※「退屈な時間を過ごす」というのも一つの手段であるような気がするが、退屈な時間は終わってみるとアッという間だ。このことは数日前に書いた。
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コメント
ジャネーの法則・・・じゃねえ?
投稿: 北山敦康 | 2010年2月12日 (金) 13時47分
北山さん
そうなんですか? ちっとも知りませんでした。
調べてみます。
じゃーね。
投稿: 吉田孝 | 2010年2月12日 (金) 14時30分