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テレビ三昧

昨日(土曜)はテレビ三昧だった。

午前中は、藤田まこと追悼番組の「剣客商売・春の嵐」(フジ・関西)を観る。池波正太郎の原作である。

池波にはこの「剣客商売」と並んで、「仕掛人・藤枝梅安」「鬼平犯下帳」の3つのシリーズがあるが、私はこの「剣客商売」が一番好きである。ある時一気に読んで、秋山小兵衛・大治郎親子が好きになってしまったのだ。

ずっと昔、山形勲という悪役専門の役者が小兵衛(大治郎は加藤剛)を演じていたのをかすかに覚えているが、藤田まことのほうがよかった。また藤田まとにとっては中村主水よりも小兵衛のほうがはまっている。

午後からはオリンピックのカーリング(NHK)。はじめて一つの試合をはじめから終わりまで観た。

前に書いたように、私は負け犬観戦(13日の記事参照)と決めているのだが、カーリングはそうはいかない。この競技のおもしろさは、囲碁や将棋を観ている時と同じで、自分自身がああしようこうしようと考えてしまうところにある。まさに「氷上のチェス」である。観戦者が競技者とがこれほど一体になれるスポーツはあまりない。

チーム青森には予選リーグで残り全勝してぜひ準決勝・決勝まで進んでもらいたい(もちろんすすまなくても、応援は続ける)。

夜は、特別番組「樅の木は残った」(朝日)。山本周五郎の原作で伊達騒動を題材にしたもの。

「樅の木は残った」は30年前に大河ドラマになっている。この大河ドラマが悪役として語り継がれてきた仙台藩の家老・原田甲斐への評価を一変させた。事実、この山本周五郎の原作を史実だと思っている人もいるようだ

昨日は田村正和が主演。田村はもともと原田甲斐役は似合わないと思うのだが、さらに声が出なくなっていてかわいそうだった(もういい年だろう)。それに、最後の決着も説明不足で、わかりにくかった。このドラマでは悪役の伊達兵部役の笹野高史、酒井雅楽頭役の橋爪功の演技が軽すぎた。少しがっかりした。

※テレビの影響は大きい。なにせ、岩崎弥太郎と正岡子規を同一人事物だと思っている人もいるそうである。

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