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2010年2月25日 (木)

関西学院大学教育学会

関西学院大学の教育学部の教員で組織する学会である。教育学部の発足と同時にこの学会も発足し、教員は会費を給与から天引きされている。国立大学等でいうところの学部紀要にあたるものは、この学会の学会誌として発行される。

学会だから当然研究大会もある。昨日は学会の研究大会にあたる「2009年度研究会」が開催された。記念すべき第1回大会だった。教育学会といっても狭い意味での「教育学」の学会ではない。教育学部にはいろいろな研究分野の教員がいるので、学会発表の内容も当然「何でもあり」になる。

6人の会員が発表があった。どの発表も分野の異なる会員にもわかりやすい発表だった。また、発表に対しても鋭い質問や意見があった。とても楽しかった(二次会もあったのだが、もっと楽しかった)。

大学教員は、教育者の集団でもあると同時に研究者の集団でもある。教授会など学内の諸会議では教育者としての議論はするが、研究者としての議論をすることがほとんどない。だから、おなじ職場で働く同僚でも、研究者としての顔はなかなか見えてこない。そのような意味で、こういった研究交流の場はとても重要である。

次は私も発表しよう・・・・と全員が思ったとしたら、それはそれで大変なことになるのだが。

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