センバツ(続き)
昨日の続き
試合後の野々村監督の発言が問題になっている。朝日新聞の朝刊の記事
第82回選抜高校野球大会に出場している開星高校(島根)の野々村直通監督(58)が22日、21世紀枠で出場した向陽高校(和歌山)との試合に敗れた後、「21世紀枠に負けたことは末代までの恥です」などと発言した。日本高校野球連盟は「事実を確認したい」としている。
野々村監督は試合後のインタビューで、「選手は一生懸命やりました」とした上で、「もう立ち上がれない。私の指導力が失格。やめたい。こんな恥をかくことは二度としたくない」などと語った。
開星高の大多和聡宏校長は22日夜、「私から(監督に)事実を確認し、真意を確かめたい」と話した。野々村監督は同夜、朝日新聞の取材に「向陽を 侮辱するつもりはまったくなかった。中国地区代表として他校の気持ちを背負って出てきている学校がこんなところで負けちゃいかんと、悔しさや情けないとい う気持ちから言った。相手校に不快な思いをさせたなら、おわびします」と話した。
この発言、一選手ならまだしも、真意はどうあれ教育者たる監督の発言としては軽率すぎる。厳しく言えば、監督のこのような態度が選手の力みを生み、昨日の敗戦につながったのかもしれない。実は、2006年の夏の大会の時に日記でこの監督のことを書いていた。
06/8/9 (Wed)
高校野球の話題。
私は、教育学部中学校教員養成課程の卒業である。私と同じ年にこの中学校教員養成課程を卒業した男の話。
いつも鋭い目つきで眉毛のつりあがったいかにも893という感じの男がいた。そういう顔つきだったのかわざとそうしていたのかは知らない。そして、いつも耳に鉛筆をはさんでいた。なんとなく目立つので気になっていた。
そのうち話す機会ができた。わかったのは、美術専攻らしいこと。そして野球部のキャプテンだと言うこと。
話してみるとなかなか面白い。内容は忘れたが野球の話は面白かった。
この男、卒業するとすぐに県内の高校に美術の教師として就職し、野球部の監督になった。数年後には春の甲子園に出場していた。指導力もあったということだろう。「画伯監督」ということで、ちょっと話題にもなった。
その後、しばらく名前を聞かなかったのだが、一昨日高校野球をテレビを見たら、その名前が聞こえる。隣の県にある高校で監督をしていたのである。
ちらちらと顔がでるが、若いころのあの顔はすっかり影をひそめ、年輪を重ねたという渋い顔をしていた。
いっしょうけんめい応援したのだが、敗れてしまった。調べてみると何度か、この学校の監督して甲子園に出場しているらしい。
また、出てくる機会があるだろう。出てきたら今度は、ぜひいいところまで行ってほしい。
http://takashiyoshida.com/cgi-bin/mes/kakolog16.html
ひょっとしたら、あまり変わっていなかったのかもしれない。
人間なかなか成長しませんね。自分もだけど。
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