沖縄(その3)
昨日、沖縄から戻った。今回はとても充実した研究・議論ができた。
沖縄では、琉球大学教育学部長の中村透先生からじっくりお話しをうかがうことできた。今回は、音楽や音楽教育のことだけなく、沖縄の歴史についてもいろいろ考えることができた。
私たちの世代は、1971-72年前後の沖縄返還協定の際にデモに加わった世代である。戦後米軍に全面占領され統治されてきた基地の島、苦しみの島、「民族の怒りに燃ゆる島」、それが沖縄のイメージであった。現在の沖縄についても、普天間基地問題など、対米関係だけで考えてしまいがちである。しかし、沖縄にはもっとそれ以前の長い歴史がある。そして、さまざまな矛盾や葛藤の中で沖縄の人たちが生きてきたし、今も生きている・・・ということが少しだけだが見えてきた。
ただ、それでも私は沖縄を訪問するたびに元気になる。なぜだろう。
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