想像力
暑さ寒さも彼岸まで。今日は春分の日である。墓参り・・と言っても墓がない。
春分の日と言うと子どもの頃次のようなことを教えられた。
・太陽が真東から昇り真西に沈む
・昼と夜の時間が同じ
なぜ、そうなるのか。
子どもの頃は、太陽と地球の位置関係や角度などを頭の中で想像し、すぐ自分を納得させることができた。今は無理だ。先ほどからけん玉の玉をぶらさげてくるくる回しながら考えているのだが、理屈がさっぱりわからない。
年をとると記憶力もさることながら、想像力が落ちるようだ。それでも静止したものについては、頭の中に像を描くことはできるのだが、時間の経過とともに変化していくものを正確に描くことが難しいようである。例えば、天体の動き、将棋の数手先の局面、展開図を組み立てた時の図形などである。
音楽作品一曲を頭の中で描くのも難しい。例えば、有名な交響曲(例えばモーツァルトの40番)をはじめからたどろうとするのだが、同じところをくるくるまわって楽章の最後までたどりつかない。昔好きだったフォークソングのメロディーをたどると、いつのまにか別の歌とこんがらがってしまう。
脳力の低下は想像力にあらわれる。
と彼岸の日にじじいがヒガム
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コメント
> 彼岸の日にじじいがヒガム
ヒガンにヒガム・・・ (^-^;
想像力はともかく,連想力はたいしたものです。
投稿: 北山敦康 | 2010年3月21日 (日) 22時27分
>連想力はたいしたものです
ありがとうございます(^^)y
と喜びたいところですが・・・
頭の中におやじギャグ・データベースをもっていて、その中からとっかえひっかえ、出してきているだけです。
投稿: 吉田孝 | 2010年3月22日 (月) 05時31分