いくらなんでもこれはかわいそう
GWがやってくる。うれしいなあ。
しかし、大学はこのGWのために授業時間の確保に苦労する。だから、休日にも授業を実施することがある。関学は次のとおりである。
25 26 27 28 29 30 1
2 3 4 5 6 7 8
(赤は授業なし、黒は授業実施)
なんと、5連休の中日の3日に授業を実施するというのだ。いっそうのこと、30日も休みにして7連休にしてやればよいのに(ついでに6日も7日も休みにして11連休でもよい)と思ったのは私だけだろうか。
月曜日の授業時間を確保するのが難しいからのようだが、それなら、29日に月曜の授業を実施するというようなことはできなかったのだろうか。まさか、「五月病の防止のため」などということはないだろう(もちろん決めた方たちにはやんごとなき事情があるのだろうが)。
私は、以前ならGWの中日は必ず休講にしていた。お互いの幸せのためという訳ではない。学生が可哀想だったからだ。自分は大学に行って仕事はしていた。別に一回分休講にしたからといってどうこうなるものではない。大学の授業は時間を引き延ばしたり、短くしたりすることくらいいくらでもできる。そんなにカチカチにしなければならないものでもない(もちろん授業によって違いはある。どうしてもやらなければならない場合もある)。
以前は大学はもっとおおらかだったのである。もちろん「授業熱心」な先生もいた(私にはその熱心さがいまでも理解できない)。だいたい連休の中日に授業を一生懸命するような先生は想像がつく。以前勤めていた大学で「この先生は連休の中日でも絶対授業する人だな」と推測していたら、その日の朝は校舎の外にまでその先生の大声(この日はひときわ大きかった)が聞こえてきた(ちょっと入り口の隙間から覗くと授業に出ている学生は数人だった)。自分の推測があまりにも大当たりだったので大笑いした(不謹慎ですね)。
今は、どの先生も授業を休講にするなどということは許されない。形式ばかりが重んじられるようになったので、教員も学生もなかなか大変なのである。よいことか悪いことかはわからないが、私のようないいかげんな教員は生きづらくなってきた。
さて、今年の私だが、担当授業時間数は昨年よりだいぶ増えたのだが、月曜日はうれしいことに授業がない。5月3日は当然休む。学生の皆さん、授業のある先生、ごめんね。
GWを楽しく過ごすために、来週 26日から30日までは必死で仕事をする。
場合によっては29日も大学に出る。いつもなら木曜は1日授業だが、この日はいろいろなことがたっぷりできる。
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徒歩通勤(3)
九の橋
十の橋 橋の向こうに前に紹介した「さいの整骨院」が見える。
拡大した写真(少しぼけていますが)
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コメント
徒歩通勤の記事、Google Streetでも見ながら、楽しんでいます。
投稿: compUT/OSer | 2010年4月24日 (土) 17時05分
あっ、その手がありますね。
実は私の住んでいるマンションも見えるのです。
投稿: 吉田孝 | 2010年4月24日 (土) 18時04分