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戦争を知らない子供たち

今日のタイトルはマイミクさんのパクリ(ごめんなさい)。

「戦争を知らない子供たち」
この言葉をみると、私はどうしても 「センソー」の部分で「セ」にアクセントが付いてしまう。つまり上から下がるのだ。これはたぶん、「戦争を知らない子供たち」という歌のせいだ。「センソー」には「ドシラー」の旋律がついている。

はじめてこの歌を聴いた頃に、ちょっとおしゃれな感じと、「気恥ずかしさ」「もどかしさ」のようなものを感じたのは、この独特のアクセントのせいかもしれない。作曲者はそこまで意図していたのか。

もっとも「太平洋戦争」「日露戦争」「ベトナム戦争」と、なんらかの個別の戦争を言う場合も「センソー」は下がる。当時はベトナム戦争の時代だから、それも作曲者の意図かもしれない。

あれから40年。逆に後の方にアクセントが付くのが若者ことばの特徴になっている。「ギター」「カレシ」は代表的だが、気持ち悪くて仕方がない。

ちなみに、私の名前「タカシ」は、標準語では「タ」にアクセントが付く。今ではそう呼ばれることが多いが、地元の九州では「カ」にアクセントが付くのである(「シ」でまた下がる)。「たーかしさん」をわらべうた風に歌うと、「レードドレ」ではなく「ドーレド・レ」でなければならない。

※ここでの「アクセント」は「高低アクセント」の意味である。

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音楽」カテゴリの記事

コメント

私の日記からここまで話題を展開していただいて何よりです(笑)。

投稿: トミー | 2010年6月23日 (水) 12時03分

「カレシ」は、
「か」にアクセントがくると恋人ではない彼氏で、
平板に発音するときは恋人のこと、と使い分ける人たちがいる、というはなしを
どこかで聞いたことがありますがウラは取っていません。

投稿: 石原真 | 2010年6月23日 (水) 12時06分

寛容なトミーさん、ありがとうございます。

石原さん、普通は「彼氏」というと特別な人のことだと思うのですが。

でも、「彼女」には特別な言い方がありませんねえ・・・
恋人の場合は「ノ」と「ジョ」が上がるのでしょうね。

投稿: 吉田孝 | 2010年6月23日 (水) 13時51分

愚息どもは、
恋人のことを、「KA」nojo と言います。
そもそも平板アクセントで kanojo と発音するのを聞いたことがないような....

投稿: 石原真 | 2010年6月23日 (水) 17時00分

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