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近いほど難しい

日中関係、日朝関係、日ロ関係、たいへんなことになってきた。国際社会では隣国とのつきあいが一番難しい。遠く離れている国なら、原則的な批判ができる。直接的な利害がからまないからだ。

日常生活も同じだ。実は毎日顔を合わせている人、頻繁に会っている人とのつきあいのほうが難しい。関係が悪くなると毎日が味気なくなる。だから近しい人にはものすごく気をつかう。相手の欠点も見て見ぬふりをする。おそらく相手もそうしているはずだ。

そういう意味では、一番つきあいの難しいのは家族である。中でも・・・・(泣)

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ジャイアンツが優勝争いから脱落-拍手-アンチなので。
残るは中日と阪神だが、普通に考えると阪神の優勝はない。

将棋の羽生王座(名人、棋聖)が王座戦19連覇。王座戦は「王座」のタイトルを保持している王座と他の全棋士によるトーナメントで勝ち上がってきた挑戦者が五番勝負を争い、先に3勝したほうが一年間王座を名乗る。羽生は挑戦者として王座のタイトルを獲得したあと、18年連続してこのタイトルを防衛したのである。それも2005年からはいずれも3連勝のストレートでタイトルを防衛している。

コイン19回ふって全部表が出る確率は、約52万分の1。もちろん表の出る確率が1/2の場合だ。表が出る確率が90パーセントだとしても、全部表が出るのは13.5%。19連覇というのは奇蹟的なことなのだ。

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日課

最近、家ではウイスキーをハイ・ボールで飲むのが日課。ウイスキーは安いブラック・ニッカ。700ml だと1週間ももたないので面倒だ。

というわけで買ったのが4リットルボトル。飲みがいがある。ただ、これを全部飲んでしまうのかと思うとちょっと恐い。
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160人の授業

今日の3コマ目は音楽科教育法の授業。新学期になって2回目でだが、まだふとときものがいる。

私語はこちらにも責任があるとして、教科書を持ってこない(買ってない)輩、ノートをとらない輩、居眠りしている輩(ちょうと昼食後で眠くなるのは気持ちはわかるが)・・。それに受講者160人もいる。さすがにマイクが必要になるが(若い頃はいらなかったのだが、もうそんな声は出ない)、マイクを持つとピアノが弾けなくなる。持たないとピアノを弾きながらいろいろな指示が出しにくい。それに160人にはさすがに目が行き届かない。少し工夫をしなけらばならない。

とにかく90分授業をすると疲労がぐっと出る。ただ、少し気持ちのよい疲労感ではあるが。


最近は60歳を過ぎて大学教員やってもよいのかとふと思うことはある。


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少し、涼しくなってきた。

尖閣問題。相手は中国である。批判する相手を間違っている政治家がいる。

相撲は予想どおり、白鵬が優勝。魁皇の勝ち越しはないと思ったが、うれしい誤算。とりあえず初場所までは大関でいられるが、九州場所で序盤に負けが込むか負け越すかすれば、引退ということになるだろう。来場所7日目あたりに、福岡に観戦に行こうと思う。

野球はパリーグでソフトバンクが優勝。セリーグは阪神にマジックが出たが、依然落合中日が有利。

本日有朋自遠方来
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ジョギング程度でも、毎日10キロも走っていると靴も2~3ヶ月しかもたない。底の薄くなった靴で走っていると膝や足首を痛める。というわけで新しいランニング・シューズを買った。
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足が横に広い(扁平足に近い)ので4E。 NewBalance R967R SV
目玉が飛び出るほど高かった。通勤で履いている靴の倍以上する。そしてついでにトレーニングウエア上下も。新作は高いので、今年の春もので40%ほど価格が落ちたのを買う。それでもランニングシューズと同じくらいの価格。私にしては、高い買い物である。

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正論は通じない

中国船の船長を釈放。裏で何が起こっているのかは知らないが、おそらく外交交渉の結果であろう。

尖閣列島は日本の領土に決まっている。中国や台湾が領有権を主張する根拠はどこにもないのだから。しかし、こと国際関係に関する限り正論は通用しない。各国にとって「国益」こそ正義なのである。

絶対にありえないことだが、中国政府が「尖閣列島は歴史的経過から見ても確かに日本の領土だから今後中国は領有権を主張しない」という声明を出せば中国国内がどうなるかを想像すればよい。

この状況を打開するには、国際世論に頼るのがよいのだがそれも厳しい。各国には各国の国益があるからだ。わざわざ大国中国を批判するリスクをとる国ない。もちろん尖閣列島が日本の領土であることによって恩恵を受ける国が多数ならば話は変わってくるが。

いくら国際理解を強調したところで、国際関係というのはこのようなものなのだ。結局、切れそうな堪忍袋の緒を切らないで我慢強く外交努力をする以外にないのだ。多くのブロガー諸氏のようにこんな時は威勢のいい言葉を吐くほうが持ちよいに決まっている。しかし屈辱に耐えることが国益となる場合もある。

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阪急電車

自宅のある阪急「武庫之荘」から神戸線で「西宮北口」まで一駅乗り、そこで今津線「宝塚」行に乗り換え、一駅北にある「門戸厄神」駅で降りる。これが私の通勤経路である。

今津線は、阪神線と連絡している「今津」から「西宮北口」を経て「宝塚」までの南北に走っている路線である。路線図上は西宮北口で神戸線と交差していることになっているのだが、現在は西宮北口で路線が分断されている。西宮北口-宝塚間、西宮北口-今津間がそれぞれ別の路線として運行されている。

有川浩『阪急電車』(幻冬舎文庫・533円)

この本の前半は、阪急今津線・宝塚から-西宮北口方面行きのある電車に乗り合わせた人々の物語。駅名がこの各章のタイトルになっている。順に、宝塚駅、宝塚南口駅、逆瀬川(さかせがわ)駅、小林(おばやし)駅、仁川(にがわ)駅、甲東園駅、門戸厄神(もんどやくじん)駅、西宮北口。それぞれの章が独立した出会いや別れの物語なのだが、登場人物が少しずつ交差している。

そしてこの本の後半は、前半の約半年後の話で、前半とは逆に西宮北口駅から宝塚駅までが章のタイトルなっている。同じ電車に前半と同じ登場人物が乗車するのだが、出会いが恋に発展したり、別れが新しい出会いを迎えたりと、それぞれの登場人物が少し幸せになり、また少し強くなっている。ハッピーエンドなのだが、少しも不自然さがなくなんとも爽やかで読後感がよい。

毎日の通勤で目にする電車の中の光景が文章のはしばしに出てくるし、私の勤める大学の学生らしいカップル、その近くにあるたぶんあの高校の女子生徒、そして小林駅近くにあるあの女子小学校の児童も登場する。物語がとても身近に感じられると同時に、若いということが少しうらやましくも感じられる。

2008年に単行本が出たが、最近文庫化された(私はたいていの本は文庫が出てから買って読む)。来年には映画化されるそうだ。

なお、「阪急電車」「阪神電車」のように社名に「電車」をつけるのは関西独特の言い方のようである。東京には「西武電車」「京王電車」「東急電車」のような言い方はない。

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検察の犯罪

検察はあの手この手で犯罪の証拠を集め、被告を犯罪者に仕立てようとする。ここまではよい。犯罪を立証すること。それが仕事だからだ。しかし、証拠をねつ造したり、証拠を改竄したりする権限までは与えられていない。

今回の検察官によるデータ改竄事件を見ていると、検察は日常的にそんなことをやっているのはないかと疑わざるを得ない。今回の事件は氷山の一角で、そのやり方があまりにも杜撰だったために表面に出てしまったのだと。

恐ろしい話である。




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60歳

この連休に出身高校の同窓生のうち50人が京都に集結。高校卒業以来はじめてあった旧友もいる。夜は雄琴温泉に泊まって、60年生きてきたことを祝った。つかの間だが、楽しい時間を過ごした。

ところが、昨晩縁戚だが交流のあった同じ歳の方の訃報。あまりにもはやい。ご本人、そして残されたご家族(お母様、奥様、子どもさんたち、兄弟)たちのことを思うと胸がいたい。

健康であることに感謝し、時間を大切に生きたいと考え直した次第。

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久しぶりだが

Nomisugita

昨日は、午前中は小学校の視察。実習校から学生のことを誉められいい気分で帰る。午後から大学に出て、事務作業をこなし、来週からはじまる秋学期(後期)の授業の準備。そして少し原稿を書いていたら9時過ぎだった。帰りに食事がてら1杯とやったのがいけなかった。家に帰ったら午前になっていた。

本当に私は酒に弱い(泣)

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為替介入

昨日のダッシュ練習、体に相当こたえている。体全体が鉛のように重い。朝起きられなかった。だが心は軽い。

一回生の体験実習も今日で終わり。今日は午前中に尼崎市内の小学校を訪問予定。今日は晴れているので自転車で移動。まだまだ暑い。

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最近、少し経済に関心がある。その理由は前に書いた。少し前までは為替相場など見向きもしなかったのだが、6月ごろからずっと関心をもってもって見続けている。3ヶ月でだいたい1ドルあたり8円の円高となっていた。いろいろ心配していたのだが、ここに来て為替介入。個人的には拍手だが、単独での介入にどれくらい効果があるのか。

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全力疾走

目が覚めたら、久しぶりに雨だった。朝のジョギングを休む口実ができたと一瞬喜んだが、窓から手を出してみると、霧雨程度になっている。気持ちを奮い立たせて出かけることにした。

コース途中のJR立花駅付近で大降りになった。それで、立花駅前のアーケードのある商店街の中をしばらく往復することにした。まだ、人通りもないので、走っても迷惑はかからない。

走っているうちに、インターバル練習を思い立った。約250メートルのアーケードを片道全力疾走する。そしてゆっくりジョギングで戻る。それを10回繰り返すことした。全力疾走と言っても子どものころの運動会の徒歩競争はいつもドベ、それにアラカンだからたいした速さはでないが、それでも最後は息切れするくらいの速さで走る。

最初の1・2回はよいがだんだん全力疾走できる距離が短くなる。10回目あたりは初めからジョギングの速さとほとんど変わらなくなってしまった。アーケードを出ると雨が小雨になっていたので、ゆっくり歩いて帰宅。

夏以降、はじめて肌寒さを感じた朝だった。
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昨日は午前中に実習視察で小学校訪問。今日も今から小学校訪問。午前中に西宮市1校、午後に尼崎市1校、少し小雨なので自転車は使えない。時間の調整が少し難しい。


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いろいろ

菅さん圧勝。国会議員票でのリードは予定外。「小沢総理、是か非か」。「非」を選択したということになる。ただ、菅さんも難問山積。景気、沖縄、対中国、国民の関心の高い問題ばかりだ。

その対中国問題。厳しい局面を迎えている。尖閣列島問題は、完全に中国側のいちゃもんである。ただ、外交では正論は通じない。正論が通じるなら、北方四島はもちろんのこと、南千島まで日本に戻って来ているはずだ。くやしいが、外交努力に任せるしかない。

検察は村木元局長への判決に対する控訴を断念した模様。それはそうだろう。恥の上塗り、検察への信頼低下が加速する。それどころ、司法全体への信頼低下を招く。「司法は弱者を守ってくれない」。最近そういうことを何件か身近で経験した。

気がつけば、大相撲がはじまっている。私の関心は魁皇が勝ち越して、九州場所を現役大関として迎えられるかということだけ。魁皇が引退したら、相撲を観るのはおわり。

原稿締め切りを二つかかえているのだが、まだ、見通しがつかない。△歳を迎えても体の衰えは感じないのだが、気力と脳力はどんどん落ちていくという実感がある。集中が持続しないのである。

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自宅勉強部屋

今日は、自宅で仕事。ちょっとせっぱ詰まっていて移動の時間が惜しい。

ちょっと一休み。
写真は、自宅の勉強部屋の机の上。
大学と少しも変わらないという噂もある。
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今、テレビを付けたら、小沢さんが党大会で最後の演説(あいさつ?)をしている。
話しベタの私が言うのもおかしいが、小沢さんの演説、内容はともかく少し気になることがある。

それは、語尾の「あります」「ございます」の前で少し間をおき、この語尾の「あります」「ございます」を強調することだ。聞いているほうは、次に「あります」「ございます」が来るのはすでにわかっているので、この少しの間と強調がやや冗長(言い換えれば無内容)に聞こえてしまう。まあ、小沢さんは以前から演説がうまくないなあと思っていたのだが、その理由を一つ発見。

次の菅さんの演説がはじまった。演説は菅さんのほうが少しうまいかなあ。
内容について、強いて分けると・・

小沢さんは「リーダーシップ」
菅さんは「チームワーク」

いずれにしてももうすぐ次の総理が事実上決定する。

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テレビを観ていると、何のために家で仕事をしているかわからなくなるので、結果については明日。

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これ以上私の時間を奪わないでください

厚生労働省の郵便不正・偽証明書事件で被告にされ、一審で無罪の判決を受けた村木厚子元厚労相元局長の言葉である。検察に対して控訴しないよう訴えたものである。

これ以上私の時間を奪わないでください。

本当に切々とした言葉で身につまされた。今回の事件のようにいわばでっちあげで他人の時間を奪うのは論外だが、人は他人の時間については結構無頓着である。私も含めて気をつけなければならない。

ところで、村木厚子元局長は高知大学文理学部の出身。高知大学からキャリアへ。相当な努力家だったことがわかる。

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大阪マラソン

大阪府、大阪市などの主催で来年10月30日に大阪マラソンが開催されることになった。大阪府のHPには「元気あふれる大阪を世界に発信するため、誰もが参加できる大阪ならではのマラソン大会を開催します」。なんとなく東京マラソンの二番煎じという感もしないではないが、よいことだ。1年間生きていく目標がまた一つできた。

問題は、参加人数30000人の中に入れるかどうかだ。2月に行われる東京マラソン(32000人)には2回エントリーして抽選で落とされている。来年に2月の大会にもエントリーはしているが、抽選結果は10月はじめに来るはずで、あまり期待していない。大阪はエントリーが東京ほど多くはないことを期待したい。


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デジタル・オーディオ

Ipod_3 愛用していた iPod shffle が突然ウンともスンとも言わなくなった。バッテリーの寿命によるものらしい。2005年1月に発売と同時に買ったものだ。1ギガで、17000円くらいした。USBなので、一部をメモリ・スティックとしても使うことができた。

いろいろなジャンルの音楽を入れ替え入れ替え聴いた。ベートーベン交響曲を全曲入れたこともある。データ圧縮技術の成果である。

"shfflle"というだけあって、ランダムに曲が出てくる。ただし、ポップスならよいのだが、交響曲全集を入れたりすると、めちゃくちゃになる。9番の3楽章の次に3番の英雄の第1楽章が出てきたりする。もちろん、通常の再生もできるので問題はない。

私がもっている唯一の Apple社の製品だった(今、i Pad の購入を検討している)。ただ、難点はマニュアルが不親切なことだ。i Tune を使って中に入れるのが、イマイチ理解できなかった。試行錯誤でなんとか使えるようにはなったが。

ランニングには必需品なので、新しいものを買おうと思って調べたら、今なら2ギガが4000円台である。すぐに Joshin に走ったら、品切れ。人気製品なのでなかなか入ってこないそうだ。

仕方ないので、WALKMAN の NW-E043 ですませることにした。4ギガで7千円台だった。i Pod に比べるとスマートではないが、よいところもある。マニュアルがわかりやすいし、ソフトの Sonic Stage も使いやすい。i Tune のデータもすぐに取り込むことができた。

できたら、死ぬまでこれ一本、使いっきりということにしたいのだが。
Walkman

(昨日の続きだが、財津和夫、実は好きなのである)

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いろいろ

なにか劇的なことが起こるわけではない。たんたんと時間が過ぎてゆく。
今日は、朝5時から6キロほど走ってきた。朝は、少し涼しさを感じるようになってきた。

今週から1回生の学生が「体験実習」で小学校、幼稚園、保育所に出ている。月曜から金曜までの5日間、学校体験をする。今週と来週、私は5小学校に6回(同じ学校に時期をずらして別の学生が行く)訪問する。西宮市と尼崎市だが、阪神地方は南北の交通が不便なので、自転車で訪問することにした。昨日は尼崎市内の学校へ。今日は今から、西宮市の甲子園球場近くの学校へ。

昨日の学校訪問の帰りに、学校近くにあったショッピングモールの中にあるレコード屋に寄った(トイレに行きたくなってショッピングモールに入ったら、レコード屋が目についたのだ)。いわゆるJ-POP中心だったが、そのなかに"Round 40 J-POP"というコーナーがあった。見てみると、矢沢永吉とかアリスとか吉田拓郎とかサザン(ちょっと若い)とか、どちらかというとアラカンのCDが多かった。そうかアラフォーはアラカンの音楽を聴いて育ったのか。

というわけで、アラカンの代表的存在である財津和夫が率いていた「チューリップ」のアルバムを聴いていると、キーワードが一つ浮かんだ。「未練」。女々しさの典型ですな、これは。「サボテン」思い出してください。というか、アラカン全体がこんなイメージ。

民主党の代表選挙。「菅か小沢」か争点のはずだが、いつの間にか「小沢総理、是か非か」が争点に変わってきた。どうも菅さんの影が薄い。これは自然の成り行きだったのか、それとも誰かがこのように誘導したのか。私は後者のような気がしている。

カープファンだが、落合監督が好きなので今となってはドラゴンズを応援。昨日のように岩瀬が絶対ではないこと、残り試合が少ないことで、やや不利か。つまり阪神がゲーム差以上にリードしている。地元なのでよしとするか・・・野球に関しては無節操な私です。

今からスーツを着て自転車で出かける。

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男女共学

9月9日は無事にやってきた。もちろん、無事にやってこなかった人もいるかも知れないが。

関西学院には、中等部・高等部がある(2008年に初等部ができた)。
この中等部・高等部はこれまでずっと男子校だったのだが、2012年より男女共学になるそうだ。
http://www.kwansei.ac.jp/notice/2010/notice_20100728_004650.html

2008年に初等部が開設されたときに第3学年に編入学させた児童が中学生になるための措置だ。そう言えば、3月初等部を見学した時に女子児童がいて、この子らは卒業したらどうななるのだろうと思ったのだが、その後頭の中から消えてしまっていた。

そんなことを今知ったのかといわれそうだが、これら初等部・中等部・高等部は大学の附属学校ではなく、学校法人の中では大学とは同じ格の教育機関だから、なかな情報が伝わらないのだ。私は中等部・高等部には建物の中に入ったことすらない。そこの音楽の先生の名前すら知らない。

最近は、女子校の男女共学化も進んできたので、男子校の男女共学化も一つの時代の流れと言えるかもしれない。それに、関西学院大学は男女共学だから、中等部・高等部だけが男子校というのも少し不自然である。

ただ、私は男子だけの中学校や男子だけの高校、いやいや男子だけの大学というのがあっても良いのではないかとも思う。男はだいたい精神年齢が低く、思考も単純なので、男ばかりの集団では人間関係のもつれのようなものはなかなか生まれにくい。それだけ勉学に打ち込むことができそうな気がする。ただし、私はそんな学校には絶対に行かなかっただろうし、そんな学校の教師はしたくない(女子短大の教師はしたことがある。結構楽しかった)。

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最後の日

今日は9月8日である。明日は9月9日にである。明後日は9月10日である。当たり前のようだが、そうでもない。私に明日9月9日があるかどうかは今の時点では不確定だからである。

私は9月10日が誕生日である。それはまったくたいしたことではないのだが、実は9月9日に満△△歳になるのである(明日があればの話だが)。

そんなばかな! 9月10日が誕生日なら9月10日に△△歳になるのではないかと言われるかもしれない。しかし、法律的に言えば、人は誕生日の前日に年齢が1歳増えることになっているのだ。

「年齢計算に関する法律(明治35年制定)」は次の3項からなる。

○1 年齢ハ出生ノ日ヨリ之ヲ起算ス
○2 民法第百四十三条 ノ規定ハ年齢ノ計算ニ之ヲ準用ス
○3 明治六年第三十六号布告ハ之ヲ廃止ス

重要なのは、この中の民法第百四十三条の規程である。

第百四十三条  週、月又は年によって期間を定めたときは、その期間は、暦に従って計算する。
2  週、月又は年の初めから期間を起算しないときは、その期間は、最後の週、月又は年においてその起算日に応当する日の前日に満了する。ただし、月又は年によって期間を定めた場合において、最後の月に応当する日がないときは、その月の末日に満了する。

要するに、商法では、起算日から数えて翌年の起算日の前日までを1年とするということなのである。だから、4月1日に生まれた子どもは3月31日に6歳になる。4月1日生まれがはやく入学するのもそのためである。何かだまされているような気もするが、商法の規定を厳密に適用しているためである。それに、今からこの規程を変えると少し大変だ。

文部科学省の学校基本調査によると、小学校の入学者は112万だそうだ。単純計算すると、4月1日生まれは3千人くらいである。この3千人は早く入学できて幸せなのか、来年度から年齢の規程を変えてこの3千人を次年度の入学にしたらどうなるか・・・などと考えていると結構おもしろい(私がおもしろいと思っているだけだが)。

話が脱線した。というわけで、私にとっては今日が××代最後の日ということになる。では、こういう日はどう過ごすべきか。力まずに普通に仕事をして何事もないかのように静かに過ごすのが一番よいのである。そうすると、明日9月9日が何事もなかったかのように静かにやってくる確率も高くなる。

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9月

いっこう秋らしくならないが、今日から9月である。

8月は、リズム正しく生活しようと心懸けたら、おどろくほど規則正しい生活ができた。まったく私らしくない。ただし、研究はあまりはかどらなかった(泣)。どうも、脳がだいぶ衰えてきたようだ。

ただし、毎日続けた朝のトレーニングはそれなりの効果はあった。歩くような走りが、少しだけ「走り」らしくなってきた。体重も減ってきた(少し太り過ぎだったので、まだまだメタボ状態だが)。夏休みに入って週あたり平均ちょうど1キロ体重が落ちた(ただ、ここからが大変だ)。

関学は授業が少しはやめの20日(敬老の日)にはじまる。原稿の締め切りも2つ抱えている。来週の頭からは諸会議がはじまる。一回生の体験実習の視察にも行かなければならない。のんびりはできなくなってきたが、せっかくできたよいリズムを壊さないようにしたい。

声をそろえて 、ピアノに合わせ
大空に歌声、決められたリズム
  (井上陽水「決められたリズム」)

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