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県立芸術文化センター

いつも通勤の際に通る阪急「西宮北口」駅前の、県立芸術文化センターに行ってきた。この中にある「神戸女学院ホール」でのコンサートが目的であった。このホールは小ホールなのだが、とても響きのよいホールだった。少人数の声楽コンサートだったが、各人の声がとてもきれいに響いていた。もちろん、歌った人の力でもある。

偶然だが、大ホールの KOBELCO ホールでは、全日本合唱コンクール(日本合唱連盟主催)全国大会中学生の部・高校生の部が開催されていた。もう一つこの会館には中ホールの阪急ホールがある。

ところで、このそれぞれのホールには、「神戸女学院」「KOBELCO(神戸製鋼)」「阪急」の名前がついているが、それぞれの学校や企業が建てたというわけではない。スポーツの「京セラドーム」「Yahooドーム」「マツダ・スタジアム」と同じで、何年間かの契約のいわゆる「命名権」取得によるよるものである。

ただ、「神戸女学院」のような学校法人が命名権を取得している例は全国でも少ない。神戸女学院は我が関学聖和キャンパスのおとなりにある学校法人なのだが、2008-2010年度の3年契約らしい。なかなかやるな。しかし、いくらくらいかかるのだろうか。

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ユーモア

私は仕事がら、多くの研究者とつきあうのだが、つきあって一番苦手なのはユーモアのまったくない人、ユーモアがまったく通じない人である。

私が親しくしている人たちは、非常に真面目な話をしているときでも、あるいは非常にまじめな論文の中にも、どこかにユーモアがある。だからつきあっていけるのかも知れない。

誤解を恐れずに言うと、女性研究者には概してユーモアがない人、通じない人が多い。理由はわからない。男に負けたくないという気持ちが強いのだろうか。



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悲しくなった

ばっかじゃなろうか!

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潔くない

ある学会でのシンポジウム

時間は2時間しかない。最初の説明などが15分あって、パネラー4人に与えられた時間は12分で合計63分。質疑の時間があって討論のあとの指定討論者に与えられた時間が15分。したがって質疑の時間は42分。交代の時間を入れても40分はできる予定だった。

ところが、実際には質疑の時間はなし。パネラーの発表が終わると指定討論者の発言時間しか残っていなかった。最初のパネラーが25分もしゃべり、それにつられて他のパネラーも時間オーバーしたからだ。一体、こういう人は子どもたちや学生にどんな教育をするのだろうか。

いくら頼まれたパネラーとはいえ、与えられた時間は守るべきである。時間がどうしても足りなくなりがちな人は、読み原稿を作って計測して発表するべきである。そして時間が来れば言い足りないことがあっても潔くやめるべきである。また、時間が来たら司会者が制止するべきであった。(私が司会者なら、一度「いったんやめてください」と注意をし、それでもやめなければ「やめろーー」と大声で怒鳴る・・・というまではしないが、きつい口調で注意する)。

みなさんが、パワポなどを使って図を示して発表していた。本来は発表の効率化につながらないといけないのだが、そうなっていない。パワポに頼りすぎて、口頭の準備がいいかげんになっている。

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大学入試センター

大学入試センター試験を「難易度」(おかしな言葉だ)に2種類にすることを、大学入試センターが検討しはじめるそうだ(本日「朝日新聞」朝刊)。

難関大学ではセンター試験での結果に差がつかなくなり入学者選びに役立ちにくい一方、学力が一定程度に達していない受験生には問題が難しいという指摘も出てきて、同一試験で全体の学力を把握するのが難しくなっているかだという。

大学受験者の学力差が広がっているいるのは事実であろう。しかし、それを事実として認めたとしても、その事実を大学入試センターが追認してはいけない。同一試験で学力把握するのが難しいのは、それぞれの大学の事情である。センター入試はあくまでも高校卒業程度の学力を一つの目安として問題が作成されるべきだ。そうでなければ、高等学校卒業程度の学力に二重の基準があることを、大学入試センターという国の機関(独立行政法人だが)が認めたことになる(事実としてはそうであっても、建て前として認めてしまうと高等学校という制度が無意味なものになる)。

難関大学が入学者選びに役立ちにくいというのは、難関大学の問題であってそれはそれで独自試験を課すなどすればよい。またセンター入試が難しいという受験生がいてそのような受験生も入学させるのなら、その受験生への対応を大学側が独自にするしかない。

もちろん大学入試センターが問題の難度をどの程度にするかの検討は必要である。しかし、本当に大学の多様性を認めるのなら、センター入試そのものが必要かどうかを検討したほうがよい。

※「難易度」とは何か。「難しさの程度」なのか「易しさの程度」なのか。難しさの程度なら「難度」と言えばよい。「易しさの程度」なら「易度」と言えばよい(こんな言葉は聞いたことがないが)。「難易」や「難易差」ならまだわかる。ちなみに「高低度」という言葉はない。「高度」という言葉はある。「低度」は聞いたことはない。「高低」「高低差」はよく使う。

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発表

昨日から聖和キャンパスで学会が開かれている。今日は私自身が発表。30年ぶりに幼児教育に関する発表をする。

中日ドラゴンズが日本シリーズに。まあ、当然と言えば当然だが。ただ、パリーグ3位の千葉ロッテオリオンズマリーンズに負けると恥ずかしいので、日本シリーズではプレッシャーがかかるかもしれない。

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クライマックス

昨日のクライマックス・シリーズ・第2ステージ第1戦。中日-巨人戦。

私が、帰宅した時にはもう4対0になっていた。その後も落合監督の計画通りか、粛々と試合がすすんでいき当然のようにしてドラゴンズが勝った。何の面白みもないつまらない試合だった(もちろんその責任は、原監督と巨人ナインにある)。今日中日が勝てば、一方的になってしまう可能性がある。

いくらアンチ巨人とはいえ、このままセリーグが終わってしまうのもつまらない。第6戦までやってほしい。と言っても、ロッテのように3位のチームが日本シリーズに出場するのもどうかとは思うが。

ただ、願わくば来年は、我がカープが第2ステージをい戦っていてほしい。そうしたらもう死んでもいい。

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非常識

今週末に関学聖和キャンパスで開催される学会の大会事務局を手伝っているのだが、実に様々な問い合わせがある。ほとんどが大会ホームページをよく読めばわかることばかり(ホームページを見ての問い合わせが多い)だが、それでも事務局長が一つ一つ丁寧に答えている。しかし、次のようなひどいものもある。

新大阪駅より西宮駅までのJR及び西宮駅より西宮聖和キャンパス(上ヶ原二番町)までのバス料金をお知らせください。大学院への旅費請求用です。
お忙しい中、恐れ入りますが、至急お願いいたします。

「恐れ入りますが」と書いたらどんな質問をしてもよいものではない。武士(研究者)の情け、大学名は書かない。あまりにひどいので、私が返事を出すことにした。
次のように返信しておいた。

大会事務局を担当している一人の吉田と言います。

(上記質問の引用)

バス料金については、HPの「キャンパスへの詳細案内」をごらんください。
なお、個々の参加者の交通料金に関して事務局はお答えできません。
JRの料金は、時刻表を見ればわかるはずです。その他いろいろな手段があります。

これまでは事務局としての回答ですが、あとは一大学教員としての苦言です。
大学院の研究生ともあろう人が、このようなことを要求することは非常識です。
なぜ、大会の事務局が一参加者の交通費の計算までする必要があるのでしょうか。
今後は気をつけられたほうがよいかと思います。

私の書いていることがおかしいと思われるなら、あなたの指導教員の先生を通して反論してみてください。

名前も明かさない次のようなメールも来た。

質問なんですが、一般参加を希望しています。 受付は朝からですか? ワークショップは受けれませんか? お忙しい中、お手数ですが教えて下さい

こんなのは無視するしかない。

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接続詞

中国で反日デモ。いつものことだ。日本人は、冷静に対応しよう。

セリーグ。クライマックス・シリーズ、ファースト・ステージは巨人が勝ち、中日に挑戦する。それにしても、阪神の真弓監督の采配はおかしい。それに、シーズン終盤から藤川球児投手がただの人になってしまっている。これも監督の責任だ。また、逆転打を放った巨人のラミレス選手は憎たらしい(アンチ巨人なので)くらいいい選手だ。ホームランを狙わずに、チームバッティングに徹する。セカンド・ステージでの熱戦を期待したい。

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少し前に出た本だが、おもしろい箇所を見つけた。

石黒圭『文章は接続詞で決まる』(光文社新書・2008年・760円)

対話でどのような接続詞を選ぶかは、人によってかなり違います。周囲の人がどのような接続詞を好んで使うかを観察することで、その人の性格を占うことも不可能ではありません。その人のよく使う接続詞がわかれば、その人の隠れた性格もわかるのです。

「てか」を好んで使う人は、すぐに新しい話題に移りたがる飽きっぽい人かもしれません。「ようするに」が口癖の人は、結論を急ぎたがるせっかちな人なのかも知れません。「でも」をよく使う人は、他人の言うことを素直に受け入れるのが苦手で頑固な人である可能性があります。「だから」を使いたがる人は、自分の主張を人に押しつけたがる押しの強い人かもしれませんし、「だって」を好む人は、言い訳が癖になっている、自己防衛本能が強い人かもしれません。

当たっていそうだ。ちなみに人に尋ねてみると、私は「ようするに」と「例えば」が多いそうである。たしかに、結論を急ぎたがるところはある。「例えば」が多いのは「説明したがり」のあらわれである。「説明したがり」は、押しつけがましさと受け取られるときもあるが、教師にとっては必要な性格だとも言える。ただ、私の場合、「例えば」のあとで話す内容が、その前の話の「例」にはなっていないことが多いそうだ(泣)。

著者も言う。

ポジティブな面、ネガティヴな面、両面あると思いますが、自分がどのような接続詞を好んで使うかを内省してみることは、自分の性格やコミュニケーションのタイプを冷静に振り返るのに役立ちます。

自分の口癖を見直してみることにしよう。

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ワイン

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という訳で、帰りに格安のチリ・ワイン(赤・白)を買って帰った。もちろん飲んだのは言うまでもない。

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こじつけ

チリの落盤事故。作業員は全員救出されそうだ。現在33人中28人目。

よかったね。
今晩はお祝いにチリ・ワインを飲むことにしよう。

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阿伽羅

アカラ2010という情報処理学会が開発したコンピュータ・ソフトが将棋の女流の第一人者である清水市代さんに勝った。コンピュータの処理能力が速くなって容量が大きくなれば、いずれこういう日が来ると思っていたので、私は「だからどうした!」としか思わない。

清水さんの勇気はたたえたい。しかし、こういうことをまず女流にやらせてみずからは安全な場所にいる将棋連盟のやり方は解せない。まず、米長会長が対戦すべきではなかったか。現役引退しているのだから、負けても誰からも非難されなかったはずだ。

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半袖

こちらは、現在の気温が20度。最高気温はは27度だという。まだ夏日だ。
というわけで、私はまだ半袖のポロシャツ1枚(下着なし)で出勤。寒いと感じたことはない。

いつまで持つか。できるだけ引き延ばすつもり。少なくとも今週末までは半袖でいたい。

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大学にLUNA(教授者-学習者支援システム)が導入されたが、なかなかややこしくてまだ使いこなすことができていない。学生も使えるようになるのだろうか。

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今日は

何もありません。いまから大学に行きます。

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三連休

三連休の中日。

だが、昨日は入試業務で出勤。関学では月曜の祝日は休日ではなく通常通り授業が行われる。少し疲れがたまってきた。今日はゆっくり休む。

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ノーベル賞

日本人二人にノーベル賞。おめでとうございます。



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龍馬

昨日の朝日新聞朝刊のオピニオン欄「異議あり」は高知出身の精神科医の野田正彰氏。龍馬ブームについて語る。

「龍馬とは青春像そのものです。30代前半で暗殺されてしまって中年以降がない」として、企業経営者などが龍馬にしがみつくのは「成熟拒否」だと断言している。

「本来、人は年齢を重ねると成熟していかないといけない。なのに青春像にしがみつくのは、申し訳ないですが、人格的に未熟だからです。なぜ経営者は成熟の歌を自分の部屋に飾らないのか。彼らが龍馬にあこがれるとしたら、それは龍馬という青春にこだわることであり、幼稚さの表れでしょう」

「理想化した人物と世俗的な自分の生き方が、一人の人間のなかでファンタジーのまま共存する。人格の自然な統合ができません」

たしかにそうだなあと思う。私は、龍馬は好きなのだが(たぶん司馬遼太郎版の影響。それに高知が好き)龍馬を自分と重ね合わそうする政治家や企業人が大嫌いだ。なぜかわからなかったのだが、野田氏の話で納得できた。そういえば、世俗的な人ほど「龍馬」をよく口にする。

大河ドラマ「龍馬伝」に対しても手厳しい。

「龍馬の業績に大筋は乗っているように見せて、内容はフィクションだらけ」
「地元の記者に聞いたら、高知では『史実と違いすぎる』と覚めているそうです」
「坂本龍馬というイメージが過去にどう利用されたきたかをちゃんと知ってほしい。小説やドラマで切り取ったり、危機の時代になるとナショナリズムをあおるような形で、フィクションもないまぜに語られたりする。今もそうではないですか」

私は、大河ドラマははじめから歴史の加工だと思っているので、フィクションにここまでかみつかなくてもいいじゃないかと思わなくもない。ただ、すぐに龍馬かぶれする軽薄な政治家や企業人が多いのは確かである。だからこういった発言も必要だ。それでうまくバランスがとれている。こういう発言が出せるのは、日本が健全な国である証左でもある。

ところで野田正彰氏は関西学院大学教授という肩書きだが、学部に属さない学長直属ということになっている(ニュース・キャスターの村尾信尚氏も同じ)。関学のどこで何をしているのかさっぱりわからない。

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悪戦苦闘

昨日も家に閉じこもって仕事。

出版準備で苦しんでいる。
例えば、下のような数式を使いたい。

壱越 1
黄鐘 (2/3)*(3/4) =2/3
平調 (2/3)*(4/3) =8/9
盤渉 (8/9)*(2/3)=16/27
神仙 (16/27)*(4/3)=64/81
上無 (64/81)*(2/3) =128/243

論文なら、「 / は分数、* は乗法記号を表す」と注釈をしておけばよい。
しかし、出版となるとやはりきちんと分数式や×を使いたい。出版社に任せるのも一つの考えだが、イメージくらいは示したい。結局 TEXを使うことにする。文法を忘れてしまったので、マニュアル見ながら試行錯誤で悪戦苦闘する。1時間ほどかけて下のようなのをつくるのがやっと。やっぱり出版社にまかせよう。

手書きの時代のほうが幸せだったのかもしれない。


Tex

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論理的思考力

昨日は一日中自宅で出版の準備。細かい作業は本当に苦手である。

そして、合間に、前から書かなければならないと思っていた原稿に手をつける。喧嘩を売るのである。ただし喧嘩をするには相当な論理的思考力がいる。もともと乏しい上に、年齢のせいで衰えている。負け戦を覚悟する。負けてもやらねばならないことがある。






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てっぱん

データ改ざん事件、地検特捜部のトップが逮捕された。「組織ぐるみ」である。これが検察の体質だとしたら恐ろしい話だ。逆にこのような事件のために、検察が権力犯罪の捜査を躊躇するようになっても困る。まずはうみを全部出してしまうことだ。

予想通り阪神がこけて、中日ドラゴンズが優勝。昨日は阪神はまったくやる気なさそうだった。
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朝の連続テレビドラマ「てっぱん」。録画していたのをまとめて観た。ちょっとあり得ないような始まり方。なんとなく一昨年の「だんだん」とよく似ている。「ゲゲゲの女房」ほど観たいとは思わないし、しばらくすると私の嫌いなタレントが出てくるのいやなのだが、吹奏楽部所属ということ、備後言葉が懐かしいのでしばらくは観ることにする。

ただ、感心したのが、今日の放送分でヒロインがトランペットを演奏する場面。曲は何故か尾崎紀世彦が歌った「また会う日まで」。実際には別の人が演奏しているのだろうが、運指がぴったり合っていた。特訓受けたのだろうか。

それから、ある教え子のことを思い出した。メールを出してみる。

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文化大革命

名古屋市の市議会議員のリコール署名。リコールは市民の権利である。何の名目であれ、これが市民から生まれた運動ならよい。しかし、名古屋のこの運動は河村たかし市長がけしかけたものだ。

最高権力者が人民の妬み心をくすぐって政敵を攻撃させる。これは、中国の文化大革命で毛沢東が使った野蛮な手法である。名古屋では署名が過半数を超えたという報道もある。本当なら、名古屋市民は文化大革命レベルということになってしまう。はずかしいことだ。鹿児島の阿久根市も同じ。文化大革命が全土に波及しないことを祈る。
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尖閣問題
深刻な事態なのだが、野党が喜んでいるように見えるのは私だけか。
別に菅政権の肩を持つわけではないのだが。
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教師の不祥事のニュース二つ

生徒の呼吸を止めて失神させた教師
脅迫状を書かせた教師

なぜこんな人が教師になれたかのかのほうが不思議。
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今日からたばこの大幅値上げ。
愛煙家の皆様、弾圧にめげずにがんばってください。

私は、弾圧に耐えきれずに10年前に闘いから脱落してしまいましたが。
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昨日の阪神の負け方はひどかった。

「うさぎとかめ」のメロディーで
(「仰げば尊し」でもよい)

もしもし真弓真弓さん。
リーグのうちでおまえほど
采配下手な者はない。
どうしてそんなに下手なのか

なんとおっしゃる落合さん
そんならあんたと知恵比べ
リーグ優勝ペナントに
どちらが先にかけつくか

(たぶん今日自分でこけると思う)

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