県立芸術文化センター
いつも通勤の際に通る阪急「西宮北口」駅前の、県立芸術文化センターに行ってきた。この中にある「神戸女学院ホール」でのコンサートが目的であった。このホールは小ホールなのだが、とても響きのよいホールだった。少人数の声楽コンサートだったが、各人の声がとてもきれいに響いていた。もちろん、歌った人の力でもある。
偶然だが、大ホールの KOBELCO ホールでは、全日本合唱コンクール(日本合唱連盟主催)全国大会中学生の部・高校生の部が開催されていた。もう一つこの会館には中ホールの阪急ホールがある。
ところで、このそれぞれのホールには、「神戸女学院」「KOBELCO(神戸製鋼)」「阪急」の名前がついているが、それぞれの学校や企業が建てたというわけではない。スポーツの「京セラドーム」「Yahooドーム」「マツダ・スタジアム」と同じで、何年間かの契約のいわゆる「命名権」取得によるよるものである。
ただ、「神戸女学院」のような学校法人が命名権を取得している例は全国でも少ない。神戸女学院は我が関学聖和キャンパスのおとなりにある学校法人なのだが、2008-2010年度の3年契約らしい。なかなかやるな。しかし、いくらくらいかかるのだろうか。
小ホールは年間500万、大ホールは3000万のようだ。
投稿: 吉田孝 | 2010年11月 1日 (月) 06時45分
> 偶然だが、大ホールの KOBELCO ホールでは、全日本合唱コンクール(日本合唱連盟主催)全国大会中学生の部・高校生の部が開催されていた。
これに関連して、こんなニュースがありました。
http://www.asahi.com/national/update/1030/TKY201010300143.html
投稿: 北山敦康 | 2010年11月 3日 (水) 12時58分
音程感覚をよくするために吹奏楽の練習の中に合唱を取り入れているところはよくありますね。
吹奏楽部の演奏会でやや余興的に合唱を披露している学校の演奏を聴いたことがありますが、そのへんの合唱部より優れていました。しかし、合唱部と吹奏楽部が一体というのははじめて聞きました。北山さんが校長をされている中学校でもいかがでしょうか。
投稿: 吉田孝 | 2010年11月 3日 (水) 13時06分
私が勤めている附属中学校は生徒の通学範囲が広いということもあって、部活動には時間をかけない方針でやっています。ひとりひとりは上手なんですが合奏の練習をあまりしていないので、コンクールで上位を狙うような活動ではありません。
でも、音楽の授業で移動ド唱法を徹底してやっていることもあって合唱はとっても上手です。
先月の合唱祭を聴いていただきたかったですね。
http://kitayama.cocolog-nifty.com/arts/2010/10/post-7b5f.html
そうそう、来週は研究発表会です。
今年もたくさんの参観者の方に来ていただけるようです。
http://www.shimachu.ed.shizuoka.ac.jp/
投稿: 北山敦康 | 2010年11月 3日 (水) 15時32分
私の所属する合唱団は、昨年・今年とこのホール(大ホール)で演奏会をしています。昨年は、30回記念演奏会ということで、思いきって使ってみたら他のホールに戻れなくなって、今年も使い、そして、来年も既に予約しています。
このホール、響きが良くて、歌うとかなり気持ちが良いホールです。
またアクセスも良いので客入りも良く、兵庫県下では目下のところ随一のホールですね。
難点は声が前に飛ばないところでしょうか。客席から見ると、「歌っている人は気持ちいいんだろうな、」とは思うものの、声が飛んでこない感じです。21日の全国大会は終日聴きにいく予定なので、そのあたり、また客席からの印象を確認してきます。
投稿: トンロー | 2010年11月 6日 (土) 10時55分