明日は成人の日らしいが、私自身には成人の日の記憶がまったくない。成人式に出た記憶もない。
たぶん、次のようなことを考えていたはずだ。
・役所の主催する成人式なんかに出てたまるか。
・市長や来賓のつまらない話を聞くのになぜ自分の貴重な時間を使わなければならないか。
・まだ20歳になっていないので実感がわかない。
(当時は、その年に20歳を迎える人が対象だった)
・成人式に行っても知った人がいない。
(下宿生活をしていて、そこに住民登録していた)
だから、成人の日は、単なる休日の中の1日に過ぎなかった。実際に成人式に出なかった人はたくさんいるはずだ。そして今ほど大騒ぎはされなかった。
今はまったく私たちの時代とは違っているようだ。聞くところによると。
・同窓会のつもりで(その年度に20歳になる人が対象)参加する人がいる。※
・来賓が話している時も、携帯電話をかけたり携帯メールを送ったりしている。※※
・女性はほどんどが晴れ着、男性にも和服がいる。※※※
・ときどき暴れる奴がいる。※※※※
私は、「成人の日」の存在は否定しない。成人を祝うのなら、それぞれの家庭、学校、職場などで勝手にやればよい。地方財政逼迫のおりに、わざわざ自治体がお金を使って成人式をやってやる必要などまったくない(法的な根拠もまったくない)。
※住民登録を実際の居住地にすることを徹底すれば、同窓会現象はかなり減るはず。
※※携帯の通じない会場というのはできないものか。
※※※成人式は着物業界のためにある。
※※※※役所の招待にノコノコ出かける軟弱野郎が、暴れるのは10年はやい。テレビは顔をアップして映せ。
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