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痛みを引き受けられるか

震災から3週間。いまだに避難生活を続けている人々もいる、原発危機も去っていない。災害を、被災直後、避難生活期、復興期に三分割する見方があるそうだが、復興期がまだまだ先のことだ。それどころが災害がまだ進行中だとさえいえる。今何をなすべきか、何ができるか、多く人と話し合い自分でも考えたが、結局経済的支援しかできない。家族と話し合ってこの震災のためにいくら支出するかを決めた。少し痛いと感じるくらいの額だ。被災地の痛みを少しは引き受けたいと思ったからだ。

定期をこわしていつでも支出できるように準備をし、とりあえずその一部を関学を通して義捐金として送った。あとは、ボランティアの支援、被災地からの直接の要望などにいつでも応えられるようにしている。もちろん私の痛みなど被災地の痛みに比べれば蚊にさされたようなものだということはわかっているのだが。

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春はやってくるが

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武庫之荘駅付近にて
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武庫川(上武庫橋西詰河川敷)

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福島から

福島大学に勤めている友人からメールが来ました。福島市は海岸からは遠く離れているので被災はなかったと思っていましたが。ご本人の了解を得て転載します。(23日朝のメール)

メールをありがとうございました。震災から13日たちましたが、なかなか日常に戻れません。
とにかく、大学に行こうにも、ガソリンがない、JRがとまったまま、の状態です。
とりあえず、附属中学校の避難所のお手伝いをしています。
避難所で避難者の方々の事情を聴取するにつけ、物資があればここに居なくても済む人、ガソリンがあれば、と思う方がたくさんいらっしゃいます。
家も無事、ライフラインも無事(ある意味、地震直後は私の生活よりも恵まれていた人たち)にも関わらず、風評被害によって物資が入らない、みんなが逃げ出すのでますます生活しにくくなる、などの悪循環も生まれています。
メディアの報道の仕方の無責任さにも、そろそろ腹が立ってきました。
物資が来ない風評被害に加えて、今度は、ホウレンソウと牛乳ですね。
情報の統制は必要ありませんが、情報の中にある数値の意味や、政策の意味を、きちんとフォローしてほしい。
事実なのだから報道するという姿勢が、 いろいろな影響を及ぼしていることを、報道する側はわかってほしいと思うのです。
当事者になってはじめてわかりますが、NHKのテレビやラジオは、被災者には、まるで使えない情報ばかり。
所詮、安全なスタジオで、高目線で評論するばかり。途方にくれている被災者が生活するために情報を発信するという目線はありません。
結局、ラジオ福島が住民の目線で提供する情報が、どれだけ生活を助けてくれたか。
こうした目線がないからこそ、あのような無神経な報道ができるのでしょうね。

命の危険が去った後は、生活の不安がやってきます。
原発のおかげで、福島の人は他県とは違う不安を抱かざるをえません。
腹立たしく思いながら、なんとかしたいと思って、じれている毎日です。

ついで次の日朝のメールです。

ブログに転載していただくことは、異論ありません。どうぞ、お使いください。
ついでに、といっては何ですが、以下のことがらについても、もしもご検討いただいて、掲載してもよいと思われたら、載せていただけるとありがたいと思います。

福島県人は、現在、みんな放射能という、わけのわからない、知識のない、でも恐ろしいものらしいと思われるお化けに、おびえています。市町村にふりそそいでいる放射線の数値がμシーベルトで、1時間おきに報道されます。その値が、レントゲンや胃の透しで浴びる値よりも、圧倒的に低いのだと「頭でわかっても」、なお、知識がないゆえのおびえは消えません。
そこで、福島県、県立医大などが協力して、長崎大学から山下教授、高村教授を招き、「放射線健康リスク管理アドバイザー」として各地で講演をしていただいてます。
お二人は、広島・長崎の原爆被害を受けた人達への医療、チェルノブイリの被害を受けた人たちへの臨床例など、放射線が人体に及ぼす影響の研究の蓄積をもって、福島各所で講演をしていらっしゃいます。唯一原爆投下された私たち日本人だからこそ、このような研究蓄積があるのだと思います。この貴重な研究蓄積から言えることは、今回の放射線が私たちに影響を及ぼすことはないということで、お二人はそれについてわかりやすく伝えることが使命だとして活躍されています。その講演の様子をラジオ福島が放送し、ユーストリームでそれを聞くことができます。
http://www.ustream.tv/recorded/13474809
ぜひ、多くの日本の方に聞いていただきたいと思います。

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東日本大地震

東日本大地震で犠牲になった方々に哀悼の意を表します。
また、被災地の皆様へはお見舞い申し上げます。

毎日ニュースで事態を見守っていますが、だんだん言葉を失っています。
またこの震災について私が何を語っても無力だと思いました。

しばらくは、ブログの更新を中止し静かに自分のできることを考えたいと思います。
そしてその時期が来たときに何らかの行動をしたいと思っています。

なお、重要な情報がありましたら、コメント欄をご利用でください。
また、お知り合いの方で私に何かできることがありましたら、メール等でおしらせください。

一日もはやい救助と復興を願っています。

吉田孝 taka.yoshida
メールは、taka.yoshida のあとに @nifty.ne.jp をつけてください。

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地獄

テレビを観ていた。

あらためて地震と津波の恐ろしさを知った。津波が街や田畑を飲み込んでいくようすは地獄のようだった。少しでも多くの人が無事でいられるよう祈るばかりである。

原発のことも心配だ。最悪の場合日本全体が危険な状態になる。

弘前大学の教え子の道産子さんから情報提供があった。弘前関係は、みなさん無事なようだ。

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東北地方の地震

被害が拡大している。

東京の娘、息子は無事なようだ。息子は会社に泊まりだそうだが。
東北、関東には知り合いが多くまだ安否が確認できていない人がたくさんいる。

情報がありましたら、このブログのコメント欄もご利用ください。


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The Globe

地球儀(直径35cm)を買った。国際人になりたかったから...........

実は新聞の全面広告につられてしまった。

Globe_9

 

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はずれ

今回の入試問題事件で、このブログに二つのコメントを書いた。まったくピント外れなコメントになった。それは次のような推測を前提にしたためだ。

・一受験生がたったひとりで携帯電話を使ってこのようなことがやれるはずがない。
・最新のハイテクを駆使した組織的な犯罪に違いない。
・だから、この事件の関係者は犯罪を犯罪とも思わないような厚顔な人間だ。
・大学もこのような不正行為は予想もできないし防ぎようがない。

ところが、当事者が逮捕されてみると私の推測はまったくはずれていた。
・普通の予備校生が携帯を使ってひとりで行った不正だった。
・合格したいだけが目的のカンニングの一種だった。
・反省もしている(これは本当のところはわからない)

これなら、たぶん防ぎようはあったかもしれない。たった1度なら見過しがあるかもしれないないが、数回やっている。事実関係が明らかになれば、大学の責任が問われてもしかたがない。

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変だ!

京都大学等での入試不正事件。テレビを観ていると事件に関する大学の責任を口にする評論家もいる。もちろん大学にはこれからこのようなことが起きないようにする責任はある(他人事ではない)。が、起きたことについてとやかかく言うのはばかげている。大学を批判する評論家氏は今回のようなことを予想していたのか。日頃からこういう事態について警鐘をならしていたのならわかる。事件が起きたあとで、批判するだけならだれでもできる。

とういうわけで、私は今回の問題で京都大学を批判するつもりはない。しかし、今回のことから別の意味で、京都大学がおかしな大学であることに気がついた。ニュースで何度も出てくるので気がつかれたと思うが、正門の前に大きな看板が立っている。大きな字で「大学を反戦の砦に」というようなスローガンが見える。私たちの時代の人間には懐かしい看板だが、客観的に見ると美しくはない。そしてどう考えても幼児性丸出しだし、知的水準が低い人間が書いた看板に見える。大学はあれを公認しているのだろうか。それとも見て見ぬふりをしているのだろうか。あれが何度もテレビに映されて平気でいられる大学人の感覚がわからない。


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はしご

久しぶりに「はしご」をした。たった三軒だが、時間が6時間近い。さすがに・・・・

Nomisugita


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