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赤穂

先日、文化情報「赤穂」という地域情報誌が送られてきた。A4版8頁のミニコミ季刊誌だが、赤穂のことがよくわかる。この情報誌に「はなしのポケット」というコラムがある。最新号のこのコラムは、神戸新聞編集委員の田中伸明氏による「ミューズの子、樫本大進さん」。ベルリン・フィルのコンサートマスターの樫本大進氏の話だが、田中氏が幼いころの樫本氏や家族を取材した時のエピソードが書かれている。すごいのは次の箇所である。

彼が頭角を現しつつあったころ、潔子さん(注:大進氏の母・赤穂市出身)に取材していて、教育について相談されたことがある。いわく、「大進が練習しない。この年頃の男の子はみんなそうなんしょうか」。「一日何時間しているいるのですか」と聞く私に、潔子さんは「5時間ぐらいしかしないんです」。私は二の句が継げなかった。

私も何も言うことはない(今日は、怠け者の話を書こうと思っていたのだが明日にまわす)。

実は、この田中氏とは東京時代にある所で知り合って、田中氏の紹介で私もこのコラムを時々書かせていただいている(このブログに書いているようなばからしい内容である)。前世紀、国立教育研究所の芸術研究室長時代からである。赤穂には一度も行ったことはなかったのだが、弘前時代の2003年に、赤穂をはじめて訪れ、赤穂の歴史に詳しい三好一行氏(高光寺住職。音楽に造詣が深く、この方もこのコラムを担当されている)とも親しくお話をさせていただいた。

もう一度ゆっくり赤穂を訪問したいと思っている。こちらに赴任したのですぐ行けると思っていたら、もう3度目の討ち入りの日を迎えてしまった。というわけで、今日は赤穂浪士の吉良邸への討ち入りの日。正確には元禄15年旧暦12月14日(西暦1703年1月30日)である。

今日のテーマは何だったのか?

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