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関学4年生・小学校採用試験で音楽の実技試験がある学生へ

一次試験が終わってホッとしているのではないかと思います。
個人レッスンを希望する人は、吉田までメールをください。
そのさい、次のことを記入して下さい。

・受験する都道府県
・実技試験の内容(兵庫県は不要)
・実技試験の実施日
・レッスン希望日と時間帯(複数)

採用試験まで1週間に1回ほど個人レッスンを実施します。
なお、直前の8月16日(金)の直前のまとめのレッスンを実施するつもりです。

メールアドレス taka.yoshida(ダボ)nifty.ne.jp
(ダボ)を@に変更してください。

気がついた人は拡散をお願いします。

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内田樹氏の「参院選の総括」

内田樹氏が昨日の朝日新聞朝刊に、「参院選の総括」という文章を寄稿していた。氏のホームページにも掲載されている。氏の著著はだいぶ読んだので、だいたいどんなことが書かれているが予想がつくようになった。氏の論調の特徴は「人々は・・・・・を選択した」というもの。今回も同じである。

今回の参院選の結果の際立った特徴は「自民党の大勝」と「共産党の躍進」である(それに「公明党の堅調」を加えてもいい)。
この3党には共通点がある。
いずれも「綱領的・組織的に統一性の高い政党」だということである。「あるべき国のかたち、とるべき政策」についての揺るがぬ信念(のようなもの)によって政治組織が統御されていて、党内での異論や分裂が抑制されている政党を今回有権者たちは選んだ。私はそう見る。

内田氏の著者は面白くて好きだが、どうも有権者がアホになったように聞こえて今回は不快だ。

私の見方は次の通りである。今回の選挙結果の最大の特徴は、民主党が崩壊したこと、そして民主党の最大の存在理由であった「二大政党制」が幻想であったことが示されたことである。その結果、「政権交代の可能な二大政党制」に期待して民主党に期待していた一部の保守票が自民党に戻り、「反自民」で民主党に期待していた一部の革新票が共産党に流れたのである。

人々の考え方は内田氏の言うように数ヶ月でそれほど大きく変わるものではない。有権者の思想が変わったのではなく、一部の有権者の政党に対する評価が変わり投票先が少し動いただけである。選挙は有権者の投票先が少し動いただけで、結果は大きく変わるのである。おそらく、前々日に実際の投票行動をした(あるいはしなかった)多くの有権者は、朝日に全面ぶち抜きで掲載された記事を見て、大きな違和感を持ったのではないか。

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夏の予定

春学期の授業が終わり、今は定期試験期間。私の科目は定期試験がなく成績付けもほぼ済んだ。これから9月中旬まで授業がないので精神的にはすこし楽だ。次のようにすごす。

・採用試験の実技試験のためのレッスン(8月中旬まで)
 希望する学生は、あらかじめメールをください。
・実習校園訪問(8月上旬、9月上旬)・学会に参加(8月中旬)
・依頼されている仕事(東京出張2回含む)
・秋学期の授業準備(このところうまく行ってないので計画、印刷物、パワポなどの全面的な見直し)
・秋の学会発表準備
・論文(2本)
・読書(読みかけの英文の本)
・その他必要な勉強

その他
・朝はランニング、夜はお酒。
・できれば、ちょっと小旅行がしたい。高知も行きたいなあ。

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スポーツ指導者の危うさ

武庫川河川敷をランニングしているとき、スポーツ少年団らしき少年野球チームの集団ランニングの一団とすれ違った。一瞬思ったのは、「恐いことをする(させる)!」

そのチームが練習拠点にしているところからもう2キロくらい離れたところだ。気温も上がっている。炎天下でただえさえ子どもの体調には気を使うべきところだ。しかし子どもたちは水も持たずに走っている。また、その集団に大人がだれもついていない。少なくとも、数人が水をもって自転車で伴走くらいしてやるのが当然だろう(小学生にこのころから何キロも走らせるのがよいことがどうかもよくわからない)。もし、これで熱中症にでもなったらどうなるのだろうと思うと、子どもたちのことが気になって自分のほうが走れなくなってしまった(自分自身は、自己責任だと思っているのである程度は仕方ないと思っているが、それでも水分補給は走りながらでもしっかりやっている)。

チームの指導者の中に、こんなことをさせる危険性を訴える人はいないのか。保護者も何人か付き添っているはずだが、何も言わないのか。もしそうだとしたら、このチームの指導者は相当ひどい(指導者の資格はない)。そしてだれもこれに抗議できないのだとしたらチームの運営もひどい。

最近は、小学生のスポーツはスポーツ少年団が運営することが多くなった。そのために学校の管理下をはなれるようになっているらしい。しかしそのために、こういった危険な状況が生まれているとしたら再考が必要だろう。これが少年スポーツ指導者の実態だとは思いたくないが。

そんな気持ちで少年たちが走り去る後ろ姿を何度もふりかえった。何事もなく無事に走り終わっていたらよいのだが。

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7月ランニング中間報告

10月20日の四万十川ウルトラマラソンにエントリーしていたが、落選通知。
気が抜けて2日ほどランを休んだが、気を取り直して本日は朝ラン10キロ

7月の中間報告

1日(月)10キロ
2日(火)10キロ
3日(水)12キロ
5日(金)10キロ
9日(火)10キロ
10日(水)10キロ
12日(金)10キロ
13日(土)11キロ(マシン)
14日(日)10キロ
15日(月)9キロ(東京出張・皇居)
17日(水)14キロ 夕方ラン
18日(木)15キロ
21日(月)10キロ
これまで、計142キロ。
1日平均10キロという無謀な目標はたてず、楽しく走ろう!

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抜け道を作る

採用試験のために、大学生が「弾き歌いの実技をみてほしい」と言ってくる。個人レッスンをする。

すぐに弾き歌いをさせる。いろいろ注意しながら何度か弾き歌いさせていると、ある場所で止まってしまうことがある。

学生はたいて一度止まってしまうと必ず最初から弾き直す。おもしろいことに(?)一度止まると必ず同じところでまた止まる。また最初からやり直す。一度止まると何度も同じところで止まるというのは、演奏の経験をした人ならだれでもあることだ。その止まった直前から弾くよう指示する。ところが多くの学生はその部分から弾くことができない。最初からしか弾けないのである。困難な部分を取り出して何度練習する。ちょっと本格的に音楽の練習をする人ならだれでもやることだが、一般の学生はこういう練習経験がないらしい。いつもいつもはじめから練習するのだ。そして勢いで弾くので、うまくいったときはよいが一度ひっかっかて止まると何度も何度も止まる。これが採用試験の本番で出たらどうしようもない。何度も最初から弾き直されたら、試験官もイライラしてくるだろう。ただでさえ大量の受験者の下手くそな(?)演奏実技を聴いているのである。

次のようなことを話す。

試験では緊張するものです。途中で間違って止まってしまうことはよくあることです。その時はその止まった小節のはじめから弾き直すようにしましょう。はじめに戻ると必ず同じところで止まります。はじめから弾き直さないでいいように、曲のどの小節からでも引き始められるように練習しておきましょう。つまり逃げ道をつくっておくのです。また、間違いやすい部分はそこを取り出して練習しておきましょう。

音楽の専門の学生ならこのくらいのことは当たり前なのだが、初等教育の一般の学生の場合は慣れていないので大変である。とにかく、健闘を祈る。

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日本語は難しい

参院選。昨日東京選挙区で見たある候補者のポスターの下のほうに、次のような文があった。

比例代表では「○○党比例候補者名」か「○○党」とお書きください。

○○にはその候補者の政党名が入っている(その政党を応援しようとしているわけでも批判しようとしている訳でもないので、政党名はふせる)。

このようなポスターをみると、私のような人間は、<そうか、じゃあ「○○党候補者名」と書いてみたらどうなるのかな>などとひねくれてしまう。たぶん、そう書いても選管はこの政党への投票だとみなしてくれるだろう。しかし、そのような意図でこの文は書かれたのではないことは確かだ。

ではどう書くかけばよいか。たとえば、前の「 」をはずせばすむのか。

比例代表では○○党比例候補者名か「○○党」とお書きください。

これでもおかしい。「○○党比例候補者名」は「とお書きください」につながるからだ。この文の不自然さは「・・をお書きください」と「・・とお書きください」を結合したことから生まれるのである。これを原点に戻って、一文一義の原則で書くと次のようになる。

比例代表では次のいずれかをご選択ください。
・○○党比例代表候補者名を書く。
・「○○党」と書く。

すっきりするが、たぶん有権者の支持は得られないだろう。考えているうちにこれを一文で表すのはものすごく難しいことに気付いた。

同じ党のHPには次のような文があった。

比例代表区では○○党候補者名、または○○党とお書きください。

文字を大きくするなどよい演出だが、今度は「○○党候補者名」がどこにかかるのか。

いろいろ考えてみた。

・・・○○党候補者名を書くか、「○○党」とお書きください。

「書く」と「お書きください」がつりあっていない。

比例代表区では○○党候補者名とお書きくださるか、○○党とお書きください。

「か」が一つではやはり落ち着きが悪い。並助詞の「か」は「○○か○○か」のように二つ以上あってはじめて文法的に成り立つものだ。

比例代表区では○○党候補者名とお書きくださるか、「○○党」とお書きくださるか、どちらかでお願いいたします。

ずいぶん押しつけがましくなった。

・・・・○○党候補者名を、または「○○党」とお書きください。

文法的にはいいのかも知れないが、リズムが悪い。

結局私の国語能力ではうまい言い方が出てこなかった。というわけで結論は次のとおり。

そもそも、比例代表制度で、候補者名を書くことと政党名を書くことを同時にお願いすることなど無理なのだ。比例代表制度で候補者名を書くことを可とすること自体が比例代表制度の理念に反するのである。この制度を即刻改正すべし。

これを「すりかえ」と言う。

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ランニングとエネルギー消費

先日、ランニングにおけるエネルギー消費について飲みながら議論した。
以前書いたのを思い出したので、もう一度私の認識を書いておく。

個人差は少しあるが、一般的に人間が1キロ走ると(腕を振って早足でのウォーキングも同じ)体重1キログラムあたり1キロカロリー消費する(略して「カロリー」ということもあるが、キロカロリーが正確)。体重70キロの人が1キロ走れば70キロカロリー、10キロ走れば700キロカロリー消費することになる。

ま た、体脂肪は1キログラムあたり、7800キロカロリーのエネルギーをため込んでいる。したがって、700キロカロリーをすべて体脂肪で消費した場 合、0.0897キログラム、つまり約90グラム脂肪が減少する。ただし、消費するのは脂肪だけではないので、100グラムほど体重が減少すると考えたらよい(直後に体重を計れば2キロくらいは減るがこれは汗で水分が体からなくなったに過ぎない)。

さて10キロ走って100グラムを多いとみるか、わずかとみるか。
食べ過ぎない、飲み過ぎない生活をすれば、1月に10日走れば確実に1キロ体重が減る。
ただし、こってりしたラーメンを間食で食べたら(食事としてなら良い)、10キロランが水の泡・・・ならよいが体脂肪に戻る。結局、INは楽しく容易であっという間だが、OUTは辛くて時間のかかるものだということ。

それでも、やる以外にない。体質もあるだろうが、私の場合ランニングしなければ確実に体重が増えるし、ランニングをすれば、たとえ100グラムずつでも確実に減っていく。ため込んだのも自分なのだから自分で消費する以外にない。

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