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2013年7月21日 (日)

スポーツ指導者の危うさ

武庫川河川敷をランニングしているとき、スポーツ少年団らしき少年野球チームの集団ランニングの一団とすれ違った。一瞬思ったのは、「恐いことをする(させる)!」

そのチームが練習拠点にしているところからもう2キロくらい離れたところだ。気温も上がっている。炎天下でただえさえ子どもの体調には気を使うべきところだ。しかし子どもたちは水も持たずに走っている。また、その集団に大人がだれもついていない。少なくとも、数人が水をもって自転車で伴走くらいしてやるのが当然だろう(小学生にこのころから何キロも走らせるのがよいことがどうかもよくわからない)。もし、これで熱中症にでもなったらどうなるのだろうと思うと、子どもたちのことが気になって自分のほうが走れなくなってしまった(自分自身は、自己責任だと思っているのである程度は仕方ないと思っているが、それでも水分補給は走りながらでもしっかりやっている)。

チームの指導者の中に、こんなことをさせる危険性を訴える人はいないのか。保護者も何人か付き添っているはずだが、何も言わないのか。もしそうだとしたら、このチームの指導者は相当ひどい(指導者の資格はない)。そしてだれもこれに抗議できないのだとしたらチームの運営もひどい。

最近は、小学生のスポーツはスポーツ少年団が運営することが多くなった。そのために学校の管理下をはなれるようになっているらしい。しかしそのために、こういった危険な状況が生まれているとしたら再考が必要だろう。これが少年スポーツ指導者の実態だとは思いたくないが。

そんな気持ちで少年たちが走り去る後ろ姿を何度もふりかえった。何事もなく無事に走り終わっていたらよいのだが。

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