阪神淡路大震災
阪神淡路大震災から20年。
私は当時東京暮らしだった。東京から高知の家族のもとに戻るときには、新幹線を利用することが多かった(飛行機はあまり好きでない)。震災の影響で、その時は新大阪・姫路間が不通だった。関学のある西宮甲東園付近の桁が崩壊したからだ。
新幹線が復旧するまでは、新大阪から姫路までは在来線とバスが代替した。ただ、神戸市内の三宮付近だけはバスも動かず歩いて移動した記憶がある。そのときに震災後の三宮の崩壊したビルを見て震災の恐ろしさをこの目で感じた。
偶然のことながら、6年前から震災のあった地方に住むことになった。今は震災の影すら見えないほど、復興を遂げている。最初に勤めた頃は、震災の記憶のある学生がいたが、現在ではほとんどいなくなった。それどころか震災後に生まれた学生も入学してきた。直接の被害にあった人々を除いて、震災の記憶もだんだん薄れてきている。
しかし、忘れてはならない。20年前にこの地で起きた悲劇を。そして、そのような悲劇がまた今日にでもこの日本に起こりうることを。そしてそれは避けることができないことを。
犠牲者の冥福を祈るとともに、危機に備えよう。もうすぐ、5時46分だ(合掌)
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