不精者の言い訳
不精者の言い訳
私は年賀状を1通も出しません。年賀状を下さった方にも出しません。理由は次の通りです。
私には、多くの恩師、先輩、友人、後輩、教え子、同僚(過去も含む)、親類がいます。この人たちの数を数えるとおそらく何千人にもなるでしょう。もちろん この人たちのすべてに年賀状を出すわけにはいきません。どうしても出す人、出さない人を選別しなければなりません。その線引きをどこでするのかがとても難 しいのです。お世話になった程度、信頼度、好感度、逆に迷惑を受けた程度、不信度、嫌悪度等いろいろな基準があると思いますが、そういう線をを引くこと自 体が人と人を区別することになるのでとても嫌なのです。
また、自分がとても大切に思っている人がいたとします。その人が、別の人にはマメに賀状を出しているのに、私にはくれないということを知ったとします。そ れはとても辛いことです。しかし、そういうことがあっても、それは私が年賀状を出さないからだと思うと、まったく気になりません。
賀状をくれた人には返事くらい出すべきだという考えもあります。でも、年賀状が来たから出すというのも少し偉そうな感じで嫌なものです。若い頃は結構出し ていたのですが、その出した相手から1月5日頃になって賀状がくるのはあまりよい気持ちがしませんでした。とくに「早々の賀状、ありがとうございました」 などと書かれていると、むしろ迷惑だったのだなと思っていました。
したがって、今年も1通も出しません。賀状を下さった方にもお返事を出しません(もちろん恩師、先輩の方にもです)。とくに昨年2月に引っ越しをしてから というもの、現住所をほとんどだれにも知らせておりません。おそらく私に賀状を出しても戻って来るだけだと思います(前住所に出しても1年以上たっている ので転送されません)。お金と時間の無駄はどうかなさらないでください。
というわけで失礼をお赦しください。皆様方にはよいお年を迎えられますように。
失礼もみんなにすれば恐くない
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