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日課

退職をして1日の日課を次のようにたてた。

5時起床
5:00~ 8:00 勉強
8:00~ 9:00 朝食など
9:00~12:00 勉強
12:00~13:00 昼食・休憩・昼寝
13:00~15:00 勉強
15:00~18:00 体育(山歩き、ジョギング等)
18:00~19:00 夕食
19:00~21:00 勉強(たまにお酒)
21:00~22:00 音楽(ピアノ等)
22時就寝

14日たち、さすがにこのとおりにできた日はないが、それでもだいぶ近い状態になった。

問題点
・夜の時間「たまにお酒」が「たまに勉強」になっている。
・Facebookやインターネットに時間をとられている。
・雑用がときどきはいる(団地自治会の仕事など)。
・野暮用がときどきはいる(飲みのお誘い。基本的に断らない)。
・へぼ用がときどきはいる(インターネット将棋をしてしまう)。

このとおりにいくわけではないが、なんせ私は元来の怠け者。このくらい自分をコントロールしておいてちょうどよい。そうしなければ、何のためにはやく退職したのかわからなくなる。

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FBより

年金生活者になって1週間。実は、定年まであと3年残しての退職。働き続ければ年金はないが、今まで通りに収入があった(実は経済的には大ダメージなのだ)。また私は職場ではまったく干されていたので(無能だから)、仕事も忙しくはなかった(授業だけ)。だから、続ければよいのにと何人もの人から言われた(まあ、ほとんどが外交辞令だと思うけど)。

「終わりなき日常」は私にとってはとてもつらい。いつもそう意識していたわけではないが、結果的に7〜8年毎に職場を変えている(高知には11年いたが、その間に内地留学が入っている。また住居を3回変えている)。今の職場に勤めて、これ以上この日常は無理だと思ったたら、もう次はない年齢になっていた。やめるしかない。

さいわいなことに私は欲張りだから、やりたいことが山ほどある。次のとおりである(例によってあぶり出しにしている)。
退屈することはまったくない。むしろ時間が足りないくらいだ。そして一番良いのは、個人的なことで「怒る」ことがなくなった(もちろん政治や社会に対する怒りはある)。

でも、せっかくの時間をどう使うかがとても重要。
3年後に生きていたら、「あの時やめててよかったなあ」と思えるようにしたい。

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ギャンブル

スポーツ選手の違法な賭博がまた明るみに出た。一般の人ならこの程度のことはなんていうこともないのだろうが、オリンピック金メダル候補ともなれば 大変だ。もちろん、教師とか公務員なども絶対ダメ。おそらく、いつ自分に及んでくるかとビクビクしている人はたくさんいるだろう。

ところで、将棋棋士の先崎学が『小博打のススメ』(新潮新書, 2004)の中で、次のようなことを書いている(前にもブログのどこかに書いたのだがどこに書いたか忘れた)。

「本書は博打をすすめる本ではない。小博打を楽しんでいただく本である。楽しむために一番大事なことは、博打というものが、お金をやり取りするものである ことをしっかりわきまえて、その恐ろしさを決して忘れないことである。金の持つ力は魔力だ。それはたしかである。それをきっちり分かったうえで、また人間 というものがいかに欲望に対する自制心が弱いかを知ったうえで、健全に小博打を楽しめば、生きるということが豊かに、そして楽しくなるのである」

これは、矛盾に満ちたかなりデタラメな文章だ。「自制心の弱い」人間が「健全に」小博打など楽しめるはずがない。そして生きることが豊かに楽しくなることもあるはずがない。もちろん先崎もわかっていて書いているのだ。

ギャンブルに一度はまると、なかなか抜けられないのは酒、たばこ、薬物と同じだ。日本人にはギャンブル依存症が5%いるというが、競馬場や場外馬券売り場 に行ったり、パチンコ屋を覗いたりすればそのことはすぐに納得できる。合法的であっても、依存症の恐ろしさはまったく変わらない。

実は私も人生の中で依存症になった時期がある(合法の玉遊び)。計算をすると怖いのでやめておくが、時間とお金の大きな無駄使いをした。それでも決定的な ダメージに至らなかったのは、それをやることに少し後ろめたさがあったから。夢中になっていても家族のことがふと頭に浮かぶ。自分が書いた文章とギャンブ ルをしている自分の人格とのあまりにも大きなギャップに嫌気がさす(だから、ギャンブルに大負けしたあとは、しばらくは猛烈に研究をした)。そして、そう いうことに夢中になっている自分を人(とくに学生)から見られるのも気持ち良いものではない。そういうわけで、幸いなことに依存症からは脱出できた(たば こも16年前にやめた。馬券を1年に数回買うことはある。酒は相変わらず依存症)。

ただ、仕事もなくなったので、後ろめたさというようなものからは解放された。少なくとも合法的なギャンブルであれば、誰からも後ろ指さされることもない。 でも、私ははまりやすい性格だからリスクも大きい。やっぱりやめておこう。でも、明日の⚪︎⚪︎賞、どうしようかな。近くだし。

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始動

いつまで退職の余韻に浸っているわけにもいかない。3年もはやく退職したのは、老いる前にどうしてもやっておきたいことがあるから。それは新しい学問に挑戦したいからだ。ただ、それに挑戦するには少し基礎的な勉強がいる。

前から少しずつはやっていたのだが、ほとんど時間を取るのが無理だった。昨日からいよいよ始動。1日の1/3はその勉強で過ごしたい。

もう一つ。もう数回フルマラソンを走りたい。できればウルトラマラソンももう1度。体重が増えてしまったのでなかなか大変だが、少しずつ体重減らしをするつもりだ。昨日は、超低速ジョギングを2時間ほど。今日は3時間の山歩きをした。

それから、感覚が落ちないように、音楽活動も少しはやっておきたい。ピアノを弾いたりギターを弾いたりを1時間ほど。

できた時間をゆったりとすごすつもりなどまったくない。もう1度青春を取り戻すのだ!

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1日目

昨日は、無職になって1日目。

午前中は、退職のあいさつ状をつくる。午後ははがきと切手が不足していたので逆瀬川駅まで買いに出る。

ついでに、銀行でお金を引き出して、私学共済に送金。今までは健康保険も私学共済を使っていたが、これからは原則として国民健康保険を使うことになる。ただし、保険料は昨年の年収によって決まるので高い。そんな場合、私学共済に2年間だけ継続加入できる。どちらにするかは自分で決められるので、安い方ということで私学共済の継続加入を選んだ。それでも、年間37万もかかる。年金生活者にはちょっと苦しい。

ついでに、ちょとと飲みたくなって小林のいつもの立ち飲み屋で2時間半でいいちこの濃い水割り3杯。それから新しく開店したショットバーへ。そこで角みずわり2杯1時間半。結局帰ったのは9時だった。

という訳で、あまり代わり映えしない1日。

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退職

昨日付で関西学院大学を退職した。昨日は大学に出て、図書館から借りていた本2冊を返却、事務室に行ってあいさつをし、先生たちのメールボックスに挨拶状を投函した。もう少し感慨があるものだと思っていたが、何にもなかった。

とにもかくにも40年にわたる研究者・教員としての生活が終わった。25歳で職を得ることができた。研究教育においては、師、先輩、友人、後輩、同僚、教え子たちにめぐまれた。幸運な、研究者・教員生活だったと思う。

これからは、新しい目標に向かって前に進む。

みなさん、たいへんお世話になりました。

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