« 2016年4月 | トップページ | 2016年8月 »

九重親方(千代の富士)死去

元千代の富士の九重親方が死去。
また、昭和が遠くなった。

(補足)

「昭和が遠くなった」と書いたが、ちょっとおかしな表現だと気がついた。

北の湖、千代の富士、隆の里
みんな亡くなってしまったが、考えてみたら私より若い。
ちょっと早すぎる。そもそも力士という職業は概して寿命が短いようだ。
おそらく相当な無理をして体づくりをしていることは容易に想像できる。
千代の富士の場合はがんだから、必ずしも相撲の体づくりが原因とはいえない。

しかし、このままでよいのかななどと思うのは、余計な御世話なのだろうか。

| | コメント (0)

都知事選結果

都知事選は小池百合子氏が圧勝。そして鳥越俊太郎氏は完敗。

通常なら、革新候補が当選するのを期待するところだが、候補者が悪すぎた。憲法改悪反対、反原発だけ唱えるだけで候補者にするといのはあまりに安易すぎる。野党が連携さえすれば候補者はどうでもよいというものではない。

とくに鳥越支持者が、立候補を取り下げた宇都宮氏が鳥越氏を応援しなかったことで避難しているのは醜悪だ。結局は、革新陣営を分断することにつながった。

この選挙の失敗は、今後の政局にくらい影を残すだろう。

| | コメント (0)

都知事選

年をとると体力が落ちてくる。五感も落ちてくる。これはだれでも自覚できる。しかし、思考力、判断力、記憶力など脳味噌の衰えはなかなか自覚するのが難しい。

だから多くの老人には自分が老人であるという自覚がない。自分がまわりに迷惑をかけたり、恥知らずなことをしたりしているという自覚がない。迷惑をかけた り恥知らずなことをしたりしないためには、老人になる前に、つまり脳みその確かなうちに自ら一歩引くべきなのだ。引かないなら周囲が引くように忠告すべき なのだ。ただ、忠告するのはなかなか難しい。私はそのために定年というような制度があるのだと思っている。

定年という制度もまちまちだ。一般の社会と比べると全体的に随分定年がおそい社会がある。大学の教員はその典型である。必然的に老害といった問題もおきてくる(私がはやく退職したのも、そういう老害の例をいくつか見てきているからである)。

もうひとつは政治の世界である。今回の参議院選では80歳の人が当選している。80歳にもなって議員の椅子にしがみつこうとする気持ちは、私には全く理解 できない(それが老人の老人たる所以なのだろうが)。それでもこの80歳の人は、政治経験が豊富らしい。周囲がそれを生かしてほしいと願っているからとい う大義名分は立つ(私はやはり恥知らずだと思うが)。

ところが、都知事選では政治にまったく未経験の76歳の老人が政治の世界をめざすという。これはいったいどういうことだ。そして、この人がもう「老害」以 上の危険な状況に入っていることは誰の目にも明らかだ。本来ならやめるように諌めるべき人がいて当然なのだが、おだてて担ぎ出すのだからどうしようもな い。そして恐ろしいことに当選の可能性があるという。そうなったら破滅だ。この老人だけならまだよいが、この人を押している勢力も破滅の道を歩くことにな るだろう。

| | コメント (2)

« 2016年4月 | トップページ | 2016年8月 »