千成俊夫先生
昨日、北広島市(北海道)の千成俊夫先生のお宅にお邪魔した。御病気だと聞いていたのでお見舞いのつもりだったのだが、「快気祝いだ。ワインがある。俺も少しだけ飲むから飲め!」と言われてびっくり。先生手作りのラタトゥイユまでいただいて、2時間があっという間に過ぎた。
「引き際はきれいに」は千成先生をお手本にしたことを話すと、とても喜んでおられた。お互い職場を何度も変わったので、お金がたまらなかったことを話題にしたら、奥様が同意されて笑われていた。うれしくなった。
お別れの時には、外まで見送りに出て来られて「お前、元気でな!」。あれ? という感じだが、これが千成流。やっぱり、凄い先生だ。私はこの師に教えられたことを誇りに思うし、この師と巡り会えて本当に幸せだったと思う。
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コメント
何時の時代の先生だったか分かりませんが、年をとるほど昔の先生が良かったと思い出します。お元気そうで何よりです。時々アクセスしています。時々記事があると嬉しく思えます。読んだ印にコメントするのが私流、気にしないでください。
投稿: tsuguo-kodera | 2017年9月19日 (火) 12時17分
前略吉田様
東京在住の矢島倫子と申します。
まもなく古稀を迎える老人でありますが、最近孫の手引きでインターネットを始めました。
興味本位でかつてお世話になった方のお名前を検索したところ、こちらの記事が見つかりました。
千成先生は、いまを遡ること60余年前に札幌市厚別中学校で音楽の面白さ素晴らしさを教えて頂き、
ピアノに触れさせていただきました恩師であります。
千成先生に長らくのご無沙汰をお詫びするとともに、ご近況を伺いたく、もし可能でありましたら
先生のご連絡先を教えて頂けないでしょうか。
札幌には年数回は戻っておりますので、先生主催の音楽会も是非拝聴いたしたいと思っております。
なにとぞよろしくお願いいたします。
東京都町田市在住
矢島倫子(旧姓:西部)、昭和32年信濃中学卒業生
投稿: 矢島倫子 | 2018年1月 5日 (金) 11時59分
たいへん残念ですが、千成先生は昨年ご逝去されました。
慎んでご冥福をお祈りいたします。
投稿: 吉田孝 | 2018年2月20日 (火) 00時57分
吉田様
私、25年前に短大にて千成先生にお世話になりました。
当時、先生のご自宅に学生を集め、みんなにおでんを食べさせてくださいました。まだ料理もろくにできなかった私たち学生をキッチンに呼び、油揚げの中に挽き肉をつめながら、『これをおでんにいれるとうまいんだ』と笑顔で教えてくださったこと、今でも鮮明に覚えています。おでんは思い出のスパイスも加わり、あれ以上おいしいおでんには出会っていません。
卒業後も年賀状を毎年出していました。『お元気そうでなによりです。小生は元気です』とだけ書かれた先生らしいお返事が今年は来なくて心配していました。
先程北海道の地震のニュースを見て先生のことを思いだし、検索してみたところ、吉田様のブログにたどりつきました。
先生らしい先生のご様子を知れてうれしかったです。
そして、ご逝去されたとのこと残念です。
つつしんでご冥福をお祈りいたします。
吉田様、千成先生のご様子をブログに書いてくださり、ありがとうございました。
投稿: uchida mayumi | 2018年9月 6日 (木) 08時18分