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2017年11月 7日 (火)

私は、これまで人生で3つのことをやめた。自分にとってはとても大きなことだ。

1 41歳の時に車の運転をやめた。まず、車を処分した。それから43歳の誕生日に免許を失効させた。理由は、1)酒と両立できないこと、 2)反射神経が鈍いので、煽られたとパニック状態なること、3)考え事をすると運転に集中だきないことである。

2 50歳になる少し前に煙草をやめた。これは前からやりたかったことだが、本当に決断するまでに30年かかった。理由は健康のためというより、嫌煙権論者の弾圧に負けてしまったことである。

3 65歳で仕事をやめた。昨年の3月である。私学なので定年まであと3年あり、給与もフルに支払われることになっていたのだが、思い切ってやめた。一つは、研究や教育に情熱がほとんどなくなったこと、もう一つはやりたいことあったこと。ただ、やりたかったことはまだ全然できていない。

というわけで、やめたことをまったく後悔はしていないのだが、夢の中ではこれがまったくやめられない。

1 夢の中運転をしているが、ブレーキが効かなくなったり、ブレーキに足が届かない夢が多い。先日は、車がバックするのにブレーキに足が届かない夢だった。運転していて、検問に引っかかり「ああ、私は免許証を捨てたんだった」と気づく夢を見ることも何度かある。

2 夢の中ではもうすでに1日1箱ほどの喫煙者である。そして「あれ、自分はやめたはずなのにいつの間にか元に戻っている」と気づく。夢の中の煙草はとてもうまいが、夢の中で後悔している。

3 授業をしている夢をよく見る。ただ、授業の準備をまったくしないので、教壇に立ってもやることがない。ただ、なにかわけのわからない(自分でも何を話しているのかわからない)をとりとめなく話している。学生が一人、二人と教室から出て行く。ある時は、なにか学生のしたことで怒り、学生を大声で怒鳴りつけている。

このように辛い夢ばかりである。目が覚めて、ほっとするのだが、そういうときはたいてい汗びっしょりかいている。とにかく夢が怖くてしかたない。

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