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ラジオ英会話

いい歳こいてと言われそうだが、ダメ元で昨年の途中からNHKラジオで「ラジオ英会話」という番組を毎朝聴いている。勉強の成果は見えないが、この番組の講師の大西泰斗氏(その分野では名の知れた人らしい)の提唱している文法が少し面白い。いろいろあるが、基本文型を次のように説明している。

自動型   I jog.
対象を伴わない単なる動作を表す。

説明型 Jonh is a student.
主語についての説明、be 動詞が一般的だが、ほかの動詞が使われた場合「オーバーラッピング」と呼ぶ。

他動型 I like Mary. 
動詞による働きかけが直接対象(目的語)に及ぶ形

授与型 I gave Mary a present. 
「あげる・もらう」といった授与関係を表す形。

目的語説明型
We call him Jimmy.  目的語の説明が構造するという形。him=Jimmy

その日のテキストをこのような型分類して説明している。
言ってみれば、SV  SVC  SVO SVOO SVOC のことだが、高校時代にこうやって説明されたら少しはわかりやすかったかなあ。
たとえば、授与型なら「〜に〜をやる」と訳せばなんとかなる。目的語説明型なら「彼はジミーだ」でなんとかなる(そうなるように動詞が働いてる)。

おもしろいが、私にとっては道は険しい!

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