パズル

SNSでみつけた問題

問題】
A,B,Cの3人が拳銃で果たし合いをする。Aは射撃がへたくそで1/3の確率でしか当たらない。Bは少しましで2/3の確率で当たる。Cは百発百中である。A→B→C→A→.... の順にそれぞれに誰かを撃つ機会が与えられる。これを最後に一人が残るまで続ける。Aは自分が生き残る確率を最も高くするためには最初どうすべきか。

私は、慌てものだから、「そのなもんCを最初に撃ったら良いに決まっているじゃないか(1)」と思ったのだが、正解(題意)は「どちらも狙わない」(わざとはずす)だという。


2順目が回ってきたときの状況を確率でのべると
(1) Cを狙う
・AとBの決闘になる 5/9
・AとCの決闘になる 2/9
・Aに番が回らない  2/9
(2)どちらも狙わない
・AとBの決闘になる 2/3
・AとCの決闘になる 1/3

なるほど (2)が正解ということになる。

しかし、この方法でも二人が必ず死ぬ。二人になったときに決闘はさけられないし、Aが死ぬ確率は高い。というわけでもっともよい選択は「決闘なんかやめて仲良くしようよ」と提案することである。そして今、一番有利な状況にあるAが提案するのが受け入れられやすい。

二者択一ではなく、第三の道を探ることがもっともよい場合が現実社会では多々ある。



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数字は独身に限る

原発、普天間、大阪の教育問題・・・・書き出すと重たい問題ばかりで、なかなか文章がまとまらない。下書きはだいぶたまっているのだが、出すべきかどうか悩む。それでちょっと軽い話題。

このブログの左下にあるのは「数独」というパズルである。私は、30代の頃にパズル通信『ニコリ』という雑誌(今でもある)を講読していたのだが、その中でも気にいってたパズルの一つである。ブログパーツからもらってきた。

ルールは次のとおり
・空いているマスに1〜9のいずれかの数字を入れる。
・縦・横の各列及び、太線で囲まれた3×3のブロック内に同じ数字が複数入ってはいけない。

このパズル、私はこの下の難度の問題で30分くらいかかる。10分以内の人もいるようだが、若い頃なら(紙の上で鉛筆と消しゴムを使った)自分でもそれくらいの時間でできた。それだけではない。「集中力を鍛えよう」と思って、紙も鉛筆も持たずに頭の中で数字を埋めていくことにも挑戦したことがある。頭の中で答えを出して、そのあとまとめて答えを書くのである。難度の低い問題ならそれで何とかなった。

もちろんそんなことは今は無理だ。紙と鉛筆を使ったり、パソコン上で数字を入力したりてみても、最後に合わないということがよく起こる。気づかないうちに同じ数字を2度使ったりしている。集中力、すなわち脳みそが衰えているのである。逆の見方をすれば、この手のパズルは脳みそ老化の予防になるのかも知れない(こういう内向きの行動をしているとかえって老化がはやまるという見方もある)。

ところで、この「数独」は以前は「数字は独身に限る」という呼び名だった。「数独」はその略語である。この名称はすごい。確かに、夫婦が二人でいる時間に、一方がいつもこんなパズルに夢中になっていたら逃げられるね(泣)。

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林葉直子さんが女子プロ棋戦に

元女流棋士の林葉直子さんが昨日久しぶりに将棋を指した。

元女流棋士の林葉直子さん(42)が28日、約15年ぶりにプロ棋戦に出場し、対局姿を見せた。敗れはしたものの現役の中倉彰子女流初段(33)を相手に善戦。対局後に「楽しかった。またチャンスはあると思うので、その時までに腕を磨きたい」と話したが、プロ復帰への意欲については「負けたばかりなので……。ファンの声を聞いて考えたい」と言葉を選んだ。

林葉さんが出場したのはタイトル戦には数えられない日本女子プロ将棋協会(LPSA)の棋戦。同協会の女流棋士に交じって、アマチュア枠で特別出場した。

林葉さんは女流名人4期、女流王将を10期獲得など1980年代に活躍し、女流棋界に一時代を築いた。しかし95年に日本将棋連盟を退会し、女流棋士をやめた。そうした経緯もあることから、今後はLPSAの棋戦には出場はできても、タイトル戦に出られる女流棋士として復帰するのは難しそうだ。(村上耕司)http://www.asahi.com/culture/update/0728/TKY201007280508.html

いろいろ話題になった林葉さんが久々に登場するとあって、対局場は報道陣でごったがえしたらしい。負けてしまったが、久々で勝負勘が戻ってないという感じ(これは人の言葉。私はそんな難しいことはわからない)。ぜひ棋譜を見ていただきたい。

私は、林葉さんにはプロとして復活してほしいと思っている。

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林葉直子さん

朝日新聞朝刊から

日本女子プロ将棋協会(LPSA)は14日、元女流名人の林葉直子さん(42)が6月にスタートする同協会公認棋戦「日レスインビテーションカップ・女流棋士トーナメント」に出場すると発表した。LPSAが主催者推薦で特別出場を依頼し、林葉さんが快諾したという。

LPSAは日本将棋連盟から独立した女流棋士の団体。同トーナメントは公式戦ではないが、林葉さんのほか同協会所属の女流棋士やアマチュア3人ら計17人が出場し、優勝賞金100万円を争う。

林葉さんは1980年に女流棋士となり、女流名人4期、女流王将を10期獲得するなど活躍。15歳0カ月で女流名人を獲得した年少記録を持っている。し かし95年、「勝ちたいというプロ意識がなくなった」と将棋連盟を退会した。同協会によると、女流棋士への復帰や他の棋戦への出場予定は現段階ではないと いう。

林葉さんは、もともと才能のある女流棋士だった。例の事件で大騒ぎになり、その後も大変な人生を送ってきたようだ。あの時は痛々しかった。

今回は1回限りのトーナメント出場だが、ぜひ以前のような将棋をみせてほしい。そして今回のLPSAの決断に拍手!

※The ladies professional shogi-players' association of Japan
日本女子プロ将棋協会
私はこの団体のファンクラブである Minerva に入っている。
LPSAと日本将棋連盟とのことについては、いろいろ書きたいことがある。現将棋連盟会長が諸悪の根源だと思っているが、それはまた別の機会に。

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