呆れた
鳥越ファンの宇都宮批判である。まるで宇都宮氏が鳥越氏を応援しなかったから鳥越氏がまけたと言わんばかりである。人格攻撃までする。まさか、推薦した政党がさせているのではないだろうが。
すべては緻密に政策を練って準備をすすめてきた人に立候補取りやめを要請し、立候補時には政策さえ持たなかった人(ある意味、今井絵理子とまったく同じレベル)をたてたことがすべての間違いのもとなのである。悪い人間ではないのだろうが、こんな隙だらけの人間を候補者にしてはいけない。今回はとくに共産党に失望した。
理化学研究所の森田浩介氏らの研究。元素113の3回目の合成・発見が成功し、日本ではじめて命名権を獲得する可能性が高まったというニュース。
実は、森田浩介氏は私のいとこである。ここに車来るまでの道のりはいろいろたいへんだったようだ。それだけに今回のニュースには感動した。おめでとう!
重元素の合成・発見とはどういうことなのかというといまいちわからない。次の記事がとてもわかりやすかったので参考にしていただけたらと思う。
下書きで書きかけの文が、アップされてました。意味の通らない文を読まれた方にはおわびいたします。
最高裁判決が出て、被告の死刑が確定することになった。重たいニュースだが、これまでのブログで何度が発言してきたので発言せざるを得ない(法律論についてはまったく素人だというもどかしさもある)。
私は、遺族の本村洋さんに対する共感もあり、また弁護団のやり方に不信感も持っていたこともあり(今でも多少ある)、一審、二審の無期懲役判決に不満の気持ちが強かった。しかしながら、今ではその気持ちが少しずつ揺らいでいる。
私は死刑制度そのものには反対するものではない。ただしその選択は慎重であるべきだし、またその執行についても慎重であるべきだと思っている。いかなる判断をもってしても死刑を選択せざるを得ないという場合に限られるべきだと思っている。実際には、戦後の刑事裁判ではそのように慎重に裁判が行われてきたと認識している。しかし、最近の判決では従来の基準よりも重い判決が出るようになっている。そしてそれは、法に基づくというよりも社会全体の厳罰を求める動きに沿っているように思われる。
この事件で言えば、1審2審の無期懲役判決を破棄し、高裁へ差し戻した2006年の最高裁判決では、「犯行時の年齢は死刑回避の決定的事情とまではいえない」として、死刑を前提として死刑を回避するために相当に大きな理由を求める方向を打ち出している。原判決が「無期懲役」だったわけだから、検察側に「死刑にせざる得ない事情」を求めるものと思っていたら、弁護側に「死刑を回避せざるを得ない事情」を求めたのである。それに続く高裁判決、最高裁判決の結果ははじめから明らかだった。
本村さんの判決後の記者会見での発言に共感できるし、この被告を救出したいという感情までは湧いて来ない。それでもやりきれなさの残る判決だった。
ただ、はやくもネット上で、遺族、被告、裁判官(とくに反対意見を述べた裁判官)に対する誹謗中傷がはじまっている。これだけはやめてほしいと思う。
今朝のNHKニュースを見ていたら、私の出身の高校(福岡県立鞍手高等学校)が出ていた。東北地方から避難してきた女子高校生の転入先としてとりあげられていた。この高校に来てよかったと思ってもらえたらうれしい。
セーラ服姿で出ていたが、昔のままの赤い3本線に赤いネッカチーフ、プラタナスの校章だった。数十年ぶりに見たのだが、このセーラー服姿に胸をときめかせた頃を思い出した。ときめかせただけで何もおこらなかったのだが(泣)
すると横でいっしょにテレビを見ていたツレが、「この制服ダサイね」。
いっぺんに現実に引き戻されてしまった。
震災から3週間。いまだに避難生活を続けている人々もいる、原発危機も去っていない。災害を、被災直後、避難生活期、復興期に三分割する見方があるそうだが、復興期がまだまだ先のことだ。それどころが災害がまだ進行中だとさえいえる。今何をなすべきか、何ができるか、多く人と話し合い自分でも考えたが、結局経済的支援しかできない。家族と話し合ってこの震災のためにいくら支出するかを決めた。少し痛いと感じるくらいの額だ。被災地の痛みを少しは引き受けたいと思ったからだ。
定期をこわしていつでも支出できるように準備をし、とりあえずその一部を関学を通して義捐金として送った。あとは、ボランティアの支援、被災地からの直接の要望などにいつでも応えられるようにしている。もちろん私の痛みなど被災地の痛みに比べれば蚊にさされたようなものだということはわかっているのだが。
福島大学に勤めている友人からメールが来ました。福島市は海岸からは遠く離れているので被災はなかったと思っていましたが。ご本人の了解を得て転載します。(23日朝のメール)
メールをありがとうございました。震災から13日たちましたが、なかなか日常に戻れません。
とにかく、大学に行こうにも、ガソリンがない、JRがとまったまま、の状態です。
とりあえず、附属中学校の避難所のお手伝いをしています。
避難所で避難者の方々の事情を聴取するにつけ、物資があればここに居なくても済む人、ガソリンがあれば、と思う方がたくさんいらっしゃいます。
家も無事、ライフラインも無事(ある意味、地震直後は私の生活よりも恵まれていた人たち)にも関わらず、風評被害によって物資が入らない、みんなが逃げ出すのでますます生活しにくくなる、などの悪循環も生まれています。
メディアの報道の仕方の無責任さにも、そろそろ腹が立ってきました。
物資が来ない風評被害に加えて、今度は、ホウレンソウと牛乳ですね。
情報の統制は必要ありませんが、情報の中にある数値の意味や、政策の意味を、きちんとフォローしてほしい。
事実なのだから報道するという姿勢が、 いろいろな影響を及ぼしていることを、報道する側はわかってほしいと思うのです。
当事者になってはじめてわかりますが、NHKのテレビやラジオは、被災者には、まるで使えない情報ばかり。
所詮、安全なスタジオで、高目線で評論するばかり。途方にくれている被災者が生活するために情報を発信するという目線はありません。
結局、ラジオ福島が住民の目線で提供する情報が、どれだけ生活を助けてくれたか。
こうした目線がないからこそ、あのような無神経な報道ができるのでしょうね。
命の危険が去った後は、生活の不安がやってきます。
原発のおかげで、福島の人は他県とは違う不安を抱かざるをえません。
腹立たしく思いながら、なんとかしたいと思って、じれている毎日です。
ついで次の日朝のメールです。
ブログに転載していただくことは、異論ありません。どうぞ、お使いください。
ついでに、といっては何ですが、以下のことがらについても、もしもご検討いただいて、掲載してもよいと思われたら、載せていただけるとありがたいと思います。
福島県人は、現在、みんな放射能という、わけのわからない、知識のない、でも恐ろしいものらしいと思われるお化けに、おびえています。市町村にふりそそいでいる放射線の数値がμシーベルトで、1時間おきに報道されます。その値が、レントゲンや胃の透しで浴びる値よりも、圧倒的に低いのだと「頭でわかっても」、なお、知識がないゆえのおびえは消えません。
そこで、福島県、県立医大などが協力して、長崎大学から山下教授、高村教授を招き、「放射線健康リスク管理アドバイザー」として各地で講演をしていただいてます。
お二人は、広島・長崎の原爆被害を受けた人達への医療、チェルノブイリの被害を受けた人たちへの臨床例など、放射線が人体に及ぼす影響の研究の蓄積をもって、福島各所で講演をしていらっしゃいます。唯一原爆投下された私たち日本人だからこそ、このような研究蓄積があるのだと思います。この貴重な研究蓄積から言えることは、今回の放射線が私たちに影響を及ぼすことはないということで、お二人はそれについてわかりやすく伝えることが使命だとして活躍されています。その講演の様子をラジオ福島が放送し、ユーストリームでそれを聞くことができます。
http://www.ustream.tv/recorded/13474809
ぜひ、多くの日本の方に聞いていただきたいと思います。
テレビを観ていた。
あらためて地震と津波の恐ろしさを知った。津波が街や田畑を飲み込んでいくようすは地獄のようだった。少しでも多くの人が無事でいられるよう祈るばかりである。
原発のことも心配だ。最悪の場合日本全体が危険な状態になる。
弘前大学の教え子の道産子さんから情報提供があった。弘前関係は、みなさん無事なようだ。
被害が拡大している。
東京の娘、息子は無事なようだ。息子は会社に泊まりだそうだが。
東北、関東には知り合いが多くまだ安否が確認できていない人がたくさんいる。
情報がありましたら、このブログのコメント欄もご利用ください。
京都大学などでの掲示板を利用した不正入試。驚くというより」不愉快な事件である。どのような方法でメールを送ったのかはわからない。私も自分の大学で入試監督はしたが、とても携帯電話を使えるような状況ではなかった。京大の監督官が甘かったということはないだろう。おそらくだれも予想できないような方法でメールを送ったり受けたりしたのであろう。
これから通信技術が進めばいくら監督を強化しても、完全に防ぐのは無理なような気がする。それよりも、こういうことをやる若者の存在そのものが不愉快である。
円天の社長ら22人が逮捕された。3万7千人から1260億円集めたそうだ。一人あたり約340万円になる。そもそも100万円で年間36%の配当など、詐欺でもしないかぎりあるわけがないと考えるのが普通の感覚である。だまされた人には悪いが、○○である。
その点、私は絶対に大丈夫である。大金(10万円程度)をなくしたことはあるが、だまし取られたことだけはない。詐欺にだまされない方法は簡単である。
宵越しの金を持たない。
それだけである。自慢じゃないが、この歳になって家もなければ貯金もない。
最近のコメント