ズボン下
13日~15日に九州に行ってきた。叔父や叔母と話して知ったこと。
あの8月9日、アメリカは原爆投下の第一目標が小倉、第2目標が長崎だったらしい。ただ、前日の八幡空襲で発生した煙のために目標が見えずに長崎に目標を変えたらしい。そして小倉の目標が小倉陸軍爆造兵廠(ぞうへいしょう・兵器工場)で、私の父は当時その造兵廠で働いていたそうだ。 ということは、もし原爆が小倉に投下されていたらは、私は生まれてこなかった。また今ここにもいなかったことになる。原爆とは私は直接的には無関係と思っていたが、意外なところでつながっていた。
ところで、私が生まれて来ないとはどういうことなのだろう。私はどこにあるのだろうか。ずっと闇の中にあるのか、それとも別の生命を持った私が存在したのか。
私とは何か。私はなぜ私なのか。私はどこから来たのか。ちょっと哲学的思考をしてみたが、面倒なので5分でやめた。
一昨日は「関西学院大学教育学会」の研究発表会があるった。「学会」と言っても、教育学部の教員が会員。今年は3回目。研究発表会のあとに懇親会がある。実質的には全員を対象にした年間唯一の懇親会。実は、昨年、一昨年と私はこの研究会の幹事だった。研究会後の「学会のあとには普通は懇親会をします」という理由をつけて私が提案してはじめたことである。
関学全体なのかどうかは知らないが、我が教育学部には、学部教員全員が集まって懇親会をするという文化がない(仲間うちで帰りに1杯ということも少ないほうだ)。新任教員の歓迎会も送別会もない。
関学はアルコールに関しては厳しい。キャンパス内ではアルコールはいっさい禁止。ちなみに、学則の「学生心得」には「禁酒禁煙を守ること」の項がある(禁煙は、守られていない。学内のコンビニや生協売店では煙草が売られている。学内には喫煙所がある。禁煙に関してはかなりゆるい。禁酒を守っているかどうかは知らない。これは未成年の学生に対する項目だと思うことにする)。
ただ、キリスト教主義と禁酒は結びつけるのはどうだろうか。イエスが最後の晩餐で弟子たちに教えたことは、「こうして一緒に食事をしながら杯を酌み交わして私のことを思い出しなさい」ということではなかったのか(ミサはそれを儀式化したものである)。キリスト教に禁欲主義を持ち込んだのは誰だ。
人生最後の高い買い物・・・
というわけで買ったのが、このマッサージ・チェア。こういうものがどうしても欲しくなるのはジジイになったということか。
使ってみたいかたは、ぜひお越し下さい。
ただし、元がかかっているので、1回15分300円とします(笑)。
子どもの頃から歯が強かった。歯の健康優良児で表彰されたこともある。虫歯になったことがない(今でも)。40代まで歯医者に行ったこともなかった。糸を切る、フタを開ける、固いものを曲げる、何でも歯でやっていた。だから、歯磨きもいいかげんだった。それどころか、「歯くそが歯を虫歯から守るのだ」などとうそぶいていた。
これがいけなかった。虫歯にはならなかったが、歯茎をやられた。「歯槽膿漏」-字を見ただけでいかにも痛そうだし、気持ち悪そうだ。結局5本ほど歯を抜き入れ歯にした。それでも今から10年前に半年ほどかけて本格的な治療をしたので、その後はなんとか歯が持っている。定期的に見てもらったほうがよいのだそうだが、なかなか行く機会がない。そうだ、今年の夏は歯医者に通うことにしよう。
朝からあることがあって怒鳴りつけてしまった。それによって何も良いことは起こらなかった。後味の悪さだけが残った。
悪いことに、最近は弱いところに怒鳴ることが多くなってきた。
こうなると、欲求不満を吐き出していると言われても仕方ない(欲求不満など何もないのだが)。
100%自分に正義があったとしても、怒鳴って状況が好転することはまずない。
もう死ぬまで決して怒鳴りません。約束します。
昨日、喫煙者と話す機会があって、久しぶりにたばこの箱を見た。
箱に、大きく次のように書いてあった。
喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。
書きたくない作文を無理に書かされた大学生の作文のようだ。
今日は、授業をすませて九州へ行く。
1年ぶりに九州の仲間たちと会える。研究会も楽しいのだが、なんと言っても夜が・・・
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品のよい話しではないが
女性に対してとても優しい男がいる。そういう男を見ると、私はすぐ「アイツは下心があるのだな」と思ってしまう。それは、私の中に「下心なしに女性に優しくなれるわけがない」という前提があるからだ。つまり「アイツの下心」は私の下心の裏返しなのである。
自分では考えても見なかったことなのに、卑しい言葉で心の中を非難されることがある(面と向かっては決して言われないのだが)。そんな時にムキになっても仕方がない。それはその人の心の中の卑しさの裏返しと考えることにしよう。そして自分も他人の気持ちを卑しく探るのをやめよう。
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