小さな旅

以前にもどこかに書いたのだが、私の小さな夢は1週間ほど一人旅に出ること、予定をまったく決めずにその日の思いつきであちこちを回ってみること。今年の夏はその時間がとれるのではないかと思ったのだが、結局いつのまにか予定が入って、まとまった時間はとれない。ただし、切れ切れではあるがミニ旅行くらいはできる。

1昨日(2日)名古屋で所用があり、昨日(3日)は1日フリーだったので今まで行ったことのない、伊勢・志摩方面を足を伸ばすことにした。さすがに、完全思いつきは無理なので、2日の宿泊は名古屋、3日の宿泊は松阪と決めていた。

一昨日(2日)は、まず近鉄特急で名古屋へ。近鉄だと時間は新幹線の2倍、値段は1500円ほど安い。この路線は高知時代にYさんと会うためにちょくちょく利用してきたものだ。高知から夜行のフェリーで大阪南港まで、南港からニュートラムと地下鉄で難波まで来て、近鉄で名古屋へというのが定番だった。

2日に所用をすませて、3日は少しゆっくりして朝10時半くらいから行動開始。伊勢までは行こうと決めていたのだが、名古屋駅で気持ちが変わって賢島(少し賢くなれるかな)まで足を伸ばすことに。2時間あまりで賢島(志摩市)に着く。しかし何も下調べもせずに行ったので、賢島についてもどうしたらよいかわからない。英虞湾の眺めはいいのだが、駅の近くには真珠屋と食堂以外は何もない。湾めぐりの観光船があるのだが、時間が会わない。結局、食堂で生ビールを1杯飲んで、伊勢に戻ることに。ここには、いきあたりばったりより、計画的に来た方がよさそうだ。今度ゆっくり○○○さんといっしょに来ることにしよう。

途中鳥羽に寄ることも考えたが、志摩めぐりをする時にと、あきらめて伊勢市に。最初は内宮にも行くつもりで五十鈴川(「いすずがわ」、なんでこう読めるかはわからない)下車のつもりだったが、時間がないのであきらめた。伊勢市から徒歩ですぐ伊勢神宮に。正宮と別宮(多賀宮・土宮・風宮)を見て回った。ここが良いのは木陰が多く外とは別別世界と思うくらい涼しいこと。ただ、伊是神宮には歴史は感じるが、私には信仰心というものがからっきしないので、ああそうかというくらいしか感じなかった。伊勢には一生で1度だけ来ればよいと思っていたので、これでおしまい。

あと参道には「伊勢うどん」という看板がたくさん見えた。FBでこのうどんをすすめる人がいたが、食欲がないのでスルー(それに、うどんは讃岐うどんと決めているのだ)。伊勢には、2時間あまりいて最初から予定していた松阪へ。

伊勢市駅は、JRと近鉄が改札口を共用していて、伊勢神宮側の改札口を入るとすぐJRのホームがある。ちょうどJR参宮線の亀山行きの列車がホームにいたのでそれにのって松阪まで移動することにする。30分ほどで松阪着。

松阪近辺に在住のFB友さんが予約してくれた駅近くのホテルに到着。そのあと、散歩をかねて市内を散策。松阪と言うと、思い出すのは2つ「松阪の一夜」で有名な本居宣長、松阪牛(デパートの松阪屋は関係ないそうだ)。松阪城趾や本居宣長記念館(閉館時間を過ぎていた)などを中心に1時間ほど歩く。城下町特有の特徴で、歩いているうちに方角がわからなくなってくる(前に住んでいた弘前とよく似ている)。

夜7時にFB友さんが車でホテルに迎えに来てくれて、市内の居酒屋でミニ・オフ会。FB友さんは車なので飲めなかったが、ノン・アルコールで私の酒につきあってくれた。共通の話題がたくさんあり、あっと言う間に時間が過ぎて行った。

2時間ほど談笑して、ホテルにまた送ってもらい少し時間があったので一人で「松阪の一夜」を楽しもうと思ったが、ちょっと疲れが出たのでおとなしく部屋へ。ところが、この日はなでしこの準々決勝。結局、私の「松阪の一夜」はなでしこジャパンに。でも、すばらしい試合だった。

本日、無事戻って来た。この夏の間に、もう2〜3度ミニ旅行をしたい。次は、7日が東京出張だが、前後がフリーでないので無理かな。

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The Globe

地球儀(直径35cm)を買った。国際人になりたかったから...........

実は新聞の全面広告につられてしまった。

Globe_9

 

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叱られそうなほど・・・

ゆっくりとした日を過ごした。

22日は福岡国際センターで大相撲観戦。私が応援したせい(?)で魁皇はこの日も次の日も快勝。このまま優勝だ!
Kaio

23日は、生まれてはじめて太宰府へ。学問の神様、菅原道真公が祭ってあるので、 この近くの人は受験時代にたいていは訪れるのだが、宗教違いで連れていってもらえなかった。

不謹慎だが「学問が成就しますように」と手を合わせてきた。
Nishitetsu
西鉄福岡にて

Dazaifu
太宰府天満宮

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北朝鮮による砲撃のニュースは新幹線車内の字幕ニュースで知った。朝鮮半島がこれほど緊張したのは記憶にない。

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九州にて

北九州にきている。新神戸から小倉までわずか2時間だ。

別々に入院しているおじ夫婦を見舞った。叔父は84歳。心配だったのだが、意外に元気そうで頭も言葉もしっかりしているので安心した。そろそろ家に帰れるらしい。なつかしい思い出話に花を咲かせた。おじもおばもわたしがたずねたことを本当に喜んでくれた。こんなに喜んでもらえるなら、また何度でも来なくちゃと思ったしだい。そのあとおじの娘夫婦と食事。久しぶりに楽しい時間を過ごした。

おじとはなして思ったのだが、人間はなんだかんだ言いながら、故郷に戻ってくる傾向がある。わたしも日本全国を転々としつつも、だいぶ近くまで戻ってきた。年をとると望郷の念が強くなるのかもしれない。

今日は仕事をサボって、話題の門司港駅行ったあと福岡へ。絶好調の魁皇(しつこいが出身の直方二中の後輩)を応援する。

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今日は岡山

徳島のイベントが無事に終わり、尼崎に戻ってきた。
それにしてもはやい。徳島から三宮まで高速バスで1時間50分。往復で5760円。

今日は岡山へ。

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松山にて

悪手を指してしまった。まあ、しょうがない。なるようにしかならぬ。

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松山でふらっと入ったおでんやさんに、無造作にかざってあったもの。

Ryoma

与国人交止於信

この署名。「桂小五郎君 海難布? 龍馬」
直筆だったら(そうらしい)、すごい。

Photo

ほかにも、秋山兄弟や子規の直筆色紙とか・・・・

店の先代が集めたらしい。

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自転車

柔道の谷亮子選手とか、元野球選手の中畑清氏とか、堀内恒雄元巨人監督といったスポーツ選手が参議院選への立候補を表明している。スポーツ選手、元スポーツ選手としての実績はどの人も立派なものだ。スポーツ選手の立候補がいけないとは言わない。しかし、この人たちはどう考えても、政治のことがわかっている人たちではないし、それぞれの政党との関係にも必然性がない。票集め以外の何者でもないだろう。比例代表だからおそらく当選するだろう。そして、国家予算から彼らにも歳費が支払われることになるだろう。そういうゆとりが日本にはある。「国家財政の危機だといっても、たいしたことはない」。これが小沢さんや与謝野さんや谷垣さんの認識なのだろう。だから私たち国民も安心して暮らせる。まだまだ日本は大丈夫だぞ!
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今日のタイトルはスポーツとは関係ない。

実地教育研究で、実習先へ訪問した。木曜日にだいたい2校づつ訪問することにしている。昨日は、西宮市の南のほうにある2校を訪問した。この2校にどうやって行くか。これが結構難しいのだ。

阪神地方の交通事情は東京の多摩地方と似ている。東西の移動は、阪急、JR、阪神の鉄道の三路線が走っていて容易なのだが、南北の移動が難しい。バスが網の目のように走ってはいるのだが、バスは時間の計算ができない。速く着いたときにどんな時間の使い方をすればよいかわからない。

運転免許状を持たない私の選んだ方法は自転車。最初の訪問先まで自宅から約10Km。もう一校はそこから約1Km。信号がたくさんあるので、それも計算に入れておかねばならない。予定通りに二校の訪問がおわり、自宅に戻ってスーツから普段着に着替えて午後から大学に出勤した。

一応これも出張になる。旅費が出るので経路を書かないといけないのだが、書きようがない。路線名には「自転車」と書いて提出したら、事務の方に笑われた。来週も、南北の移動である。当分自転車のお世話にならなければならないが、心配なのは天気だけだ。

※「免許証」でしたね。私は「免許」と言えば「教員免許状」しか持ってないので間違ってしまいました。

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なのにあなたは京都へゆくの

運動のしすぎで少し筋肉が痛いが、こりよりましである。

昨日も京都へ
家のドアから阪急河原町までちょうど1時間だった。

Shijo
四条河原町から四条大橋方面 橋の向こうに南座が見える。

しかし、京都は人・人・人。どうしてこんなに京都がいいのだろう。○○じゃなかろうか・・・とは思わないが、懐かしい歌を思い出した。えっちゃん、可愛かったね。

私の髪に口づけをして・・
(略)
なのにあなたは京都へゆくの
京都の町がそれほどいいの・・・
(脇田なおみ作詞「なのにあなたは京都へゆくの」)

京都では共同研究の打ち合わせだったのだが、メンバー以外の人も集まった。
立派な脳みその持ち主の女性ばかりで少し緊張したが、楽しい話し合いだった。

Img_1651_3
写真掲載許可

今日は大阪のキッズ・プラザ(子どものための博物館)へ行く。
そこでのイベントにもキッズ・プラザにも関心がある。

といろいろなことをしている間に、GWの最終日になってしまった。

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坂本龍馬ブーム

京都伏見に行ってきた。「龍馬伝」は実は言い訳。新聞で伏見の酒蔵の記事を見て、行きたくなったのである。梅田から地下鉄で淀屋橋へ。淀屋橋から京阪の特急で中書島まで38分。近い。

Photo
各酒造で、少しずつ日本酒をいただく。

それにしても空前の龍馬ブームである。高知は以前から観光も龍馬頼みで、空港の名も高知龍馬空港。そして「龍馬伝」の経済効果は409億円で高知県の県内総生産の2%というから相当なものだ(自分の給料が2%増えたことを考えるとその効果の程がわかる)。

私は、高知で11年暮らしたので坂本龍馬の高知での人気ぶりは知っている。しかしこの全国的な人気はどうだ。ブームに便乗して稼げる内に稼ごうという姿勢が丸見えの地域もあらわれている。自民党から共産党まで、保革を問わず政治家は龍馬を口に出していればまず安心である。

坂本龍馬のイメージは、ほとんど司馬遼太郎の『竜馬が行く』によってつくられたものである(私の龍馬像もほとんど中学生の時に観た北大路欣也主演大河ドラマの『竜馬が行く』によってつくられている。そこにその後高知で暮らした11年間接した土佐人の気質が加わっている)。歴史上の英雄には光の部分とともに必ず影の部分がつきまとうものである。しかし、龍馬の伝説にはほとんど影の部分が見あたらない。それだけ、実像がしっかり掴まれていないということかもしれない。龍馬を安心して口に出せるゆえんでもある。

今の「龍馬伝」の龍馬にも影の部分がまったく見られない。その反面、武市半平太や後藤象二郎は影の多い人物として描かれている。おそらく今後も龍馬は最後まで明るく描かれ続けるのだろう。まあ、よしとしよう。

近いうちに高知に帰りたい(?)と思っているだが・・・・・。
今日もまた京都へ。今日は研究の打ち合わせ会。

Teradaya
龍馬が最初に襲撃を受けた寺田屋(家がつぶれるのではないかと思えるほど、一階も二階も人があふれていた)

Ryomadori
伏見龍馬通商店街(ここも人通りで大賑わい。飲食店内も人でいっぱいだった)。

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松江(その2)

松江の旅
日曜日には、島根大学のF先生が出雲方面に連れて行ってくださった(私はこの先生に頭が上がらないのだが、またまた頭が上がらないことになってしまった)。あいにくの小雨模様だったが、F先生の話によると「雲の出る国」だからいつもだいたいこのような天気だとのこと。

車の中で、島根県の歴史、地理、現在の政治状況など・・いろいろなことをうかがってとても勉強になった。島根県のことをまったく知らなかったことに気づいた。あまりにもたくさんのことがあって整理しきれない。

ちなみに三宮-松江間は高速バスで4時間(途中15分の休憩2回)、往復運賃8,100円で非常に近いことわかった。山陰地方に関心がある。鳥取、米子、浜田、萩、津和野。何度でも来る予定。

Taisha1 本殿前にて(改修中)

Kari 御仮殿

Taisha2

Taisha3旧大社線大社駅駅舎

Soba 三色そば

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